日本平動物園②。ハイエナ・黒ジャガー・ピューマがみられる動物園!

こんにちは。ケンスケです!

突然ですが、ハイエナって見たことありますか?

よくテレビなどではライオンやヒョウなどの肉食動物の食べ残しをあさったり、仕留めた獲物を横取りしたりといったなんとなくズルいような印象がありますよね。

でも、実際には自分たちで狩りもするし、逆にライオンにエサを横取りされることも多いんです。

そして、あまり知られていない生態として女系社会で群れを作ります。クランと呼ばれる群れを作って生活するんですが、実はすごく仲間同士の結束が強い!

見た目もあまりキレイとはいえず、姿勢もあんまりいい印象を与えるものではありません。
でも、なんだか魅力的な生き物なんです。

そんなハイエナ見てみたくはありませんか?

 

ということで、

今回は

『日本平動物園②。ハイエナ・黒ジャガー・ピューマがみられる動物園!』

です。

前回の記事〖日本平動物園①〗では、おもに小型の動物たちでした。
今回は人気の動物たちが登場しますよ!

日本平動物園 公式ホームページ

 

ミンピーがかわいいオランウータン館

オランウータン館は動物園のちょうどど真ん中の位置にあります。ここではジュンとミンピーのオスとメスが暮らしていました。

 

 

なんとミンピーは多摩動物園生まれ。
まだミンピーが小さな赤ちゃんだったころ、よく多摩動物公園に行っていたのでここで会えるとはなかなか感慨深いです。

最初は檻のいちばん遠くで布をかぶっていたミンピーでした。

 

が、

ミンピ━━━━━━━━━━ッ!

呼んで手を振ると

なんと!

 

こんなに近くに来てくれました!

幼いころよく見かけていた私を覚えていてくれたのかな。
(たぶん、たまたま)

なんて妄想を膨らませながら、写真を撮らせていただきました。

そういえば、この日本平動物園。何年か前にも来たことがありました。
その時にはまだミンピーはいなかったのですが、今のチンパンジー舎のとなりにもオランウータンがいました。

その子は確かメスだったと思うのですが、布を頭にかけて台の上でジーっとこちらを見ているんです。

写真を撮ろうとカメラを向けると・・・、サッと布で隠れます。

なんだよーとカメラを下ろすと布をどけてまたジーっと見てきます。

またカメラを向けるとサッと隠れます。

・・・

これを計10回ぐらいやって遊びました。(遊んでもらいました。が正解)
オランウータンって私たち人間と仲良くなれるんです。

生息数が減っているのにも心が傷みます。それも私たち人間のせいなんですね。

話が逸れましたが、ここオランウータン館は外からも館の中からも見ることができる施設です。
館内にはオランウータンの説明や資料も豊富にあるのでそれをみるのも楽しいです。

オスのジュン君は自分の居場所で布団を敷いて

 

ゴロン。
お昼寝タイムのようです。

 

チンパンジー舎・中型サル舎

チンパンジーも元気に過ごしていました。
こちらでは2017年に生まれたげんきくんが見られますよ。

 

ロープでブランコをして遊んでいました。
途中で盛大な放尿も見せてくれましたよ。

中型サル舎では世界のサルの種類が豊富です。
それぞれみんな違う顔しているのですが、みんなかわいいです。

ひと際目を引くのがマンドリル!
この日はオスは見られませんでした。

以前に来たときはオスもいました。その顔の大きさと派手さは必見です。体の大きさもメスとは全然ちがって迫力がありますよ。
(昔撮った写真を捜索中です。見つかったらアップしますね)

他のサルたちには、赤ちゃんも生まれているのでタイミングによっては見られるかもしれませんね。

サルに特化した動物園【那須ワールドモンキーパーク】⇒【那須ワールドモンキーパーク】那須サファリと一緒に行くと割引きがスゴイ!

いちばんのみどころ!猛獣館299

猛獣館のほとんどの動物が屋内から動物たちを観察できます。雨でもじっくりとその行動を観察したり、撮影したりできます。

東海地方で見られるのはここだけ。ピューマ。

日本ではピューマと呼ばれていますが、アメリカではクーガーとかアメリカライオンと呼ばれている大型ネコ科の動物です。

 

今回私が行ったときは公開されていませんでしたが、2019年2月待望のニーナという赤ちゃんが生まれています。

ベガ♀とアルタイル♂のペアは仲良く2頭で展示場内を歩き回ります。時に大きなジャンプを見せてくれることも。

 

日本でピューマのいる動物園は少ないのでもっと繁殖がうまくいくといいですね。

 

いちばん大きなトラ。アムールトラ。

トラの仲間でいちばん大きい種類です。体重も大きくなると200キロにもなります。近くで見ると本当に強そうで迫力があります。

ここでは展示場内の岩のいちばん上でフライングメガドームを眺めていることが多いです。

 

アムールトラだけではなく他の亜種のトラも絶滅が危惧されているので大事に育てていきたいですね。

 

ライオンもいるよ!

ライオンは多くの動物園で、檻さらに鉄柵といった厳重な設備越しに見られますが、ここではガラス越しに観察できます。

だから、運よくガラスのすぐそばまで来てくれれば目の前で観察できます。
今回はメスライオンがガラス越しに食事中でした。

 

視線が気になるのかときどきこちらをギロリ。

 

やわらかそうなその毛並みに触れてみたくなる衝動にかられました。

オスのキングは暖かい日差しの中でお昼寝中。

 

百獣の王もけっこうだらしない寝顔でした(笑)

ライオンの展示の片隅には・・・

 

ミーアキャット!

忘れずに見ていってくださいね。

 

珍しい黒ジャガー。

この黒いジャガー。黄色いジャガーの黒変種です。白変種は自然での生存率は低いのですが、黒変種はそこそこ生存できるようです。

 

とはいっても珍しいのは確か。ジャガー全体の5%ほどしかいません。

何よりも美しいのが毛色。ツヤがあって光の加減でジャガー模様もみえます。


昨年まではアラシというオスの黒ジャガーがいたのですが昨年(2018年)10月に老衰でなくなってしまったそうです。

現在ここにいる黒ジャガーは小梅ちゃん。まだまだ若い個体です。
ちょうど普通の色の小助くんと交代する時間だったらしく、両方を見られました!

 

小梅ちゃんは南アフリカから来たそうです。一方小助君は大阪の天王寺動物園から来ました。うまく繁殖できるといいですね。

 

2頭ともまだ若い個体なので元気に展示場を動き回っていました。

 

アザラシのトンネル。

ゴマフアザラシが3頭飼育されています。
猛獣たちの迫力で疲れた方には貴重な癒しスポットです。

カメラを向けるとポーズをとってくれました!

 

実は猛獣館299の1階にあった円柱状の水槽。
アザラシが通るトンネルだったんです。水中の姿も見られるようになっているんですね。

 

大迫力のホッキョクグマ。

ロッシー♂とバニラ♀の2頭が飼育されています。
肉食動物の中では最大になるホッキョクグマ。

こちらもガラス越しに見ると大きいです。
体重も400キロを超えています。

 

今回見に行ったときには屋外にロッシーが元気に泳いでいました。


バニラは療養中。

ここの展示もいろんな角度から見られるので展示場内のどこにいても観察できるようになっているので楽しいです。

 

 

近くで見るとかっこいいブチハイエナ

生でハイエナを見たのはこの日本平動物園が初めてでした。
イメージではもう少し小さいと思っていましたが、実際に見るとかなり大きく感じますね。

 

なんとなく悪いイメージを持たれがちなハイエナも近くで見ると威厳を感じます。
横取りイメージが強いハイエナですが、時速60㎞ものスピードで走れる上にスタミナも抜群。本当は狩りがうまい動物なんです。

アゴの力も強く、骨も砕いてしまいます。
それに加えて消化能力も強いのでライオンなどの食べ残しもキレイに食べてくれる掃除屋として、動物の死骸などを片付けてくれているんです。

 

ここにいる2頭はオス同士。生まれた場所は違っても兄弟なんです。
ハイエナはメスが中心になって群れをつくるので、いずれメスの群れも見てみたいですね。

シマハイエナやサーバル、シベリアオオヤマネコが見られる動物園⇒羽村市にある動物公園は混雑しない穴場スポット。珍しい動物も!

かわいいオオアリクイの赤ちゃん。

オオアリクイの赤ちゃんが見られます。この日は飼育員さんにだっこされて哺乳瓶からミルクをもらっていました。

 

画像が見づらくてスミマセン。

もちろん親も元気に運動場を歩き回っていました。
自然のオオアリクイの赤ちゃんは生まれてからしばらくは親の背中に乗って暮らします。

それにしてもこのオオアリクイ。奇妙な形をしています。
シロアリを食べる体に特化したんでしょうか。

 

シロアリを1日で3万匹食べるそうですが、動物園ではドッグフードや卵、馬肉を食べているそうです。
毛皮もキレイな模様をしていますね。意外と毛が長いです。

 

大型草食動物も魅力。

アジアゾウはメス2頭が暮らしています。仲良く暮らしていました。

 

キリンも2頭がいます。こちらは顔目線からと地面からの両側から見られる作りになっていて楽しめます。

 

アメリカバイソンのモモ。

 

以前に来たときは2頭いましたが現在は1頭のみになってしまいました。アフリカにいる水牛と違って穏やかな表情にみえます。

 

愛嬌のあるレッサーパンダたち

動きがかわいいレッサーパンダ。日本では繁殖が盛んに行われていますが、地球規模で見るとレッドリストで絶滅危惧に指定されています。

 

私には個体識別が全くできませんが、その動きはやっぱり癒し系ですね。
日本平動物園でも繁殖がうまくいっているようですね。

 

情報が豊富なビジターセンター

たくさんの骨格標本、はく製が展示されています。
動物の骨格をみることでその動物の生態を学ぶことができます。

 

イベントもやっていて日本平動物園で飼育されてきた動物たちの映像や写真を見ることができました。
きちんと見て回ると楽しいです。

 

雨の日にあまり動物を見て回れないときにはビジターセンター内をじっくり見て回るのもアリですね。

ビジターセンター内からもレッサーパンダを見ることができますよ。

 

 

最後に

日本平動物園は貴重な動物たちも多く、見やすさもかなり工夫されていて動物たちにも観覧者にもやさしい動物園です。

園内には休憩所や売店も適度に配置されていて、お子さま連れも安心です。

早足で周れば2時間半。ゆっくり周れば4時間ぐらいかかり、見ごたえは十分です。

 

動物たちとの出会いが明日を変える

日本平動物園のスローガンです。

あなたは動物たちにあって何を感じましたか?

やさしさ・強さ・家族愛・はかなさ・地球・・・・・・などなど

人によってそれぞれです。

動物園を通じていろいろなことを考えるきっかけになるかもしれませんね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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