こんにちは。ケンスケです。
あなたはアウトドアに行くときにどんな靴を履いていきますか?
私は連休ができると旅行に行きます。
キャンプをしながら城めぐりをしたり、昆虫採集に山に出かけたり、たま~に釣りをしてみたり、それほどハードではないけどライトなアウトドアが好きなんです。
で、
普段はあんまり歩かないのに、連休になるとかなり歩くんですよね。
とくに城めぐり。
山城なんかだと山の頂上にお城があったりして、もうそこまでは山登り。
軽くて柔らかい靴の方が歩きやすいだろうと思って、スニーカーで歩き回っていたのですが、やっぱりかなり疲れる・・・。
舗装されてない道を歩くこともしばしば。
スニーカーなんかだとぬかるみとか夜露で足がびしょびしょ。
なんてことも。
歩きやすくて、防水されている靴はないか?
って、
探しているときに見つけたのがハイキングシューズやトレッキングシューズというジャンル。
試しに試着してみると
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これ、いいじゃん!
ってことで、買っちゃいました。
コロンビアのトレッキングシューズ。
上がメンズ。下がウィメンズ。
スニーカーだと足元が不安。
防水機能も欲しい。
手ごろな値段がいい。
未舗装の道でも疲れたくない。
ハードな登山はしないけどハイキングに行きたい。
膝や股関節、足首に不安を抱えている。
そんな方におすすめです。
というわけで、
『初めてClumbiaのトレッキングシューズを買ってみた!疲れない・歩きやすい・かっこいい!』
今回はコロンビアのトレッキングシューズの紹介です。
Columbia クレッセントピークアウトドライ
歩きやすい!
最初に手にとってみたときの感触は、
「ん?重い?」
でした。
私が訪れていたショップは、登山用品を扱う大手のショップ。
私のニーズに合うのは、どんな商品なのか、どのメーカーがいいのか、まださっぱり分かっていませんでした。
対応してくれた店員さんに詳しく自分の希望を伝えます。
「これはいかがですか?」
店員さんが見せてくれた商品。
お、めっちゃ軽いし、かっこいいじゃん。25.5センチありますか?
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店員さん「ありません」m(__)m
ガーン。
そうなんです。気に入った靴を見つけるとだいたいこうなんです。
私の足のサイズ。かなり一般的なためか、サイズがないか色がないかってパターンがほとんどなんです。
諦めて、他へ行こうかと思ってのですが、
店員さん、
「こちらの商品なら25.5も26もあります!値段は少しだけ上がってしまうのですが・・・。」
もう、その靴を出してきています。
試着させてもらおうと受け取ると
ん?重い?
さっきの商品よりだいぶ重いです。
せっかく出してきてくれたので、履いてみることに。
足を入れて、かかとを合わせてみると少し小指が当たる感じ。
26センチに代えて履いてみるといい感じ。
踏み込んでみたり、平地や坂道を歩いてみたりしてみると、
軽い!
しかもクッションが効いてる!
トレッキングシューズは靴底が厚くて硬いので、見た目は歩きにくそうですが、意外や意外。
歩きやすいんです!
しかも、靴ひもをしっかり締めることで足全体に密着して包み込んでくれるので、手に持ったときの重さは全く感じません。
それに、このショップは全部の商品に重さを明記してあったのですが、この商品は軽い方。
購入決定です。
インソールも追加で購入
私、山道を歩くと左ひざが痛くなるんですよね。
なので、店内にあるインソールを物色していると先ほどの店員さん。
「試してみますか?」
おすすめのインソールを紹介してもらいました。
歩き方を見てもらったり、足をノギスで測ってもらったり。
フィッティングしてみると、
お、さっきよりクッションが効いているのにグラグラしない!
インソールにクッションが入っているわけではないのに不思議です。ヒールの部分がカップで覆われているような形状です。
5,000円近い値段でしたが、思い切ってこちらも購入決定です。
実は私、コメディカルの国家資格を持っていまして、足部の形状には詳しいのです。
だから、
店員さんの説明がよく分かる!
簡単にいうと、ポイントはかかとと内側縦アーチ。
インソールはこの構造を保護してくれるんですね。
まず、かかと。
たくさん歩いて疲れてくるとかかとが左右にブレてくるんです。とくにクッション性の強い靴だと余計に足首まわりの筋肉を使って、それを固定するので疲れやすくなります。
インソールでかかとのブレを抑えることでしっかりしたクッションと周囲の筋肉の疲労を防いでくれるんです。
そして、内側縦アーチ。
土踏まずのことです。
もともと縦アーチは足を着いて踏み込んだ時にたわむことでスプリングの役割を担っています。
このアーチがつぶれてくることを偏平足といいます。
偏平足で縦アーチが効いていないと地面からの衝撃がそのまま骨を伝って膝や股関節、腰などにダメージが蓄積してしまいます。
インソールで縦アーチを保護することで本来のスプリング機能で衝撃を和らげてくれるのです。
また、足底筋膜を守ることで足裏からかかとが痛くなる障害も防ぐことができます。
ということで、たくさん歩くには、靴だけじゃなくてインソールも気にして見てほしいところですね。
いいインソールを持っておけば、他の靴に入れることも可能です。
ぜひこれもおススメです。
機能面にも注目!
せっかくトレッキングシューズを購入するので、機能もいいものを選びたいですよね。
初めて、トレッキングシューズを買うときは機能面もしっかり注目しましょう。
①防水透湿性
ほとんどのメーカーで搭載されている機能です。材質でいうとゴアテックスが有名ですね。
ゴアテックスの素材を使うと効果になってしまうので、各社それぞれで近い機能を持った素材を研究してくれています。
アウトドアの場面では防水は重要です。急な雨はもちろん、水たまりや浅い川の中も歩くこともあります。
草むらの中を歩くだけでもけっこう靴がびしょびしょになったりもします。
なので、かなり重要な機能です。
まだ、すごく濡れるような状況になってはいないので、防水機能についてはまだ検証できていませんが、商品名に「アウトドライ」っていうくらいですから期待しましょう。
で、もう一つ重要なのが透湿性。
足裏ってすごく汗をかくんですよね。透湿性のない革靴などを履いていると足の指がぬるぬるしたことってありません?
私だけでしょうか?
それがいやで、普段、五本指ソックスを履いているんです。
Clumbiaではアウトドライとオムニテックという技術を使っています。
今回紹介しているトレッキングシューズではオムニテックが使われています。
さらに、もともと入っているインソールも通気性が考慮されているので蒸れにくくなっています。
②クッション性
先ほども少し触れましたが、長距離の歩行、下山時の衝撃から各関節を守るために必要な機能です。
靴底のソール部分にはミッドソールという部分が入っています。そこにトレイルランニングの技術を使ってクッション性を実現しています。
私も履くまでは、ソールが硬いので衝撃もきついのかな、と思っていたのですが、履いてみると歩行時の衝撃はかなり吸収してくれているのに驚きました。
③グリップ力
山登りやハイキングの場面ではいろいろな地面を歩きますよね。土はもちろん、草の上や砂利、岩、木の根・・・。
濡れた石やぬかるんだ土も。
ここで大事なのが靴底。
これで歩いてみた感想は、
「滑らない!」
しかも、滑らないから前に進む力も逃げないので、かなり楽に歩けるんです。
で、
反らせたときに適度な反発力があるので、体重を前にかけるだけで進めるような感覚です。
④軽い
軽さと耐久性は表裏一体です。
岩だらけの上級者向けの場所を歩くのには向きませんが、私のようなライトな使い方が中心なら全く問題ありません。
ただ、気を付けなくてはいけないのが、軽いモデルなので木の枝や岩などに擦ってしまうと防水性能などが落ちてしまうこと。
気を付けましょう!
⑤値段
私自身トレッキングシューズの購入は初めてだったので、もっともっと高価なものだと思っていました。
でも、これだけの機能がそろった商品が1万2~3千円。
安いと思います。
しかもけっこうカッコいいと思いませんか?
紺色っぽい色を探していたのですが、履いてみたらこっちの色の方が気に入ってしまいました。
2時間ほどのトレッキングに挑戦
試しに2時間ほどのトレッキングをしてみました。
高低差300mほど、距離4㎞ほどでしょうか。
ふだんほとんど歩かない私は、これぐらいでも筋肉痛になっていたのですが、今回筋肉痛まったくなし!
いつも痛くなる膝も全然痛くはなりませんでした。
トレッキングシューズ自体の欠点もしっかりレポートしたかったのですが、すごく歩きやすかったのが印象に残りました。
驚いたのがグリップ。
私が昇った日は晴れた日で、地面が渇いた砂利と土の混じった場所がほとんどでした。
他の人が斜面で”ザザッ”と滑る場所でもしっかり地面を掴んで滑らなかったのです。
靴ひもをきつめに締めても足に当たる部分にはしっかりクッションが効いているのでどこも擦れたり、痛くなったりはしませんでした。
まだまだ履いて歩く回数が少ないので、耐久力についてはまだ未知数ですが、これから検証してみたいと思います。
防水があって、グリップもしっかりしているので堤防などでの釣りにも使えそうです。
最後に。
初めてトレッキングシューズを買うのにコロンビアのシューズはおすすめです。
理由は、
コスパがいいから!
&
カッコいいから!
誰でも初めは低山やハイキングから始めますよね。
それにはやっぱりいいものを買うべきだと思います。
人によっては安いもので試してから・・・という方もいますが、機能がしっかりしたものを選べば長く使えるし、何より優先すべきなのは安全です。
安いからという理由で、機能の低いものを使ってケガをしてしまっては楽しいアウトドアも台無しです。
しかも、靴ってカッコいいとテンション上がりませんか?
さぁ、出かけようって気持ちになりますよね。
あなたもお気に入りの一足を履いて自然を楽しみに出かけてみませんか?
小指側が強く当たるときはサイズや幅を替えてみてくださいね。
横幅にも少し遊びがないとうまくアーチが使えず、長時間歩くのが苦痛になってしまいます。
最後まで読んでいただきありがとうございます!