掛川花鳥園は雨でも安心。鳥と花が間近にみられる場所。

こんにちは。ケンスケです。

真夏の暑い日。真冬の寒い日。雨の日。

子供を動物園に連れていきたいけど、天気や気候が不安でどこに行こうか迷ったりすることって多いですよね。

そんなときにおすすめの場所があります。
都心から車で3時間。新幹線なら1時間半の距離にある静岡県掛川(かけがわ)。

掛川にある【掛川花鳥園】は、たくさんの鳥と花がみられる施設。
施設の大半が屋内で、冬は暖かく、夏は涼しい快適な空間で鳥たちを間近でみることができます。

そんな【掛川花鳥園】を今回は紹介していきましょう。

掛川花鳥園は雨でも安心。鳥と花が間近にみられる場所。

キムネチュウハシ↑キムネチュウハシ

※ご注意
記事執筆時点の情報です。記事ではできるだけ正確な情報を公開することを心がけていますが、入園時間、料金、アトラクション、その他の情報が変更されている場合があります。
事前に掛川花鳥園公式ホームページでご確認ください。

観覧エリアほとんどが空調付きの屋内で快適!

 

【掛川花鳥園】の観覧エリアはほとんどの部分が快適な温室の中にあります。

ってことは、

○雨でも濡れない!
○夏は涼しい快適な温度
○冬は温かい。
○風の強い日でも大丈夫。

貴重な鳥たちのために広大な温室があって、多くの鳥たちはその中で放し飼いになっています。

そうなると気になるのはフンやニオイですね。
それが、ほとんどないんです!
すごいでしょ?

だから長時間、鳥や花をみていても平気。
全然苦になりません。

私たちが訪れたのが8月のお盆のころ。
外はめちゃくちゃ暑い日でしたが、本当に汗もかかず楽しむことができました。

ショウジョウトキやヘラサギが放し飼いにされているエリア↑ショウジョウトキやフラミンゴなど中型の鳥たちがいるエリアの床もこんなにきれい!

広~い温室内はフラットでとても歩きやすいです。
ところどころ休憩ポイントもあるし、食事や軽食ができるレストランエリアにもすぐアクセスできるような作りになっているので疲れても大丈夫。

鳥にも花にも人間にも優しい施設だと思いました。

一部の屋外エリアにいる鳥
アヒル・ハクチョウ・コクチョウ・ペリカン・オシドリ・ホオジロカンムリヅル・エミュー・一部の猛禽類
↑屋外の池にいるペリカンたち

所要時間は2~3時間

エントランスすぐのフクロウエリア

私たちが訪れた8月のお盆の時期はやっぱり混雑します。
なので、私たちは開園してすぐの時間に行きました。

最初の世界中のフクロウの展示してあるエリアは少々混雑していましたが、広い温室内では人がかなり分散するので、混雑もほとんど気になりませんでした。

鳥たちも温室内を自由に動き回るので、いろんな場所で色とりどりの鳥が見られます。

9時前に着いて(繁忙期は8:30に開園)、11時ごろには全部のエリアを見終わっていました。

ただし、私たちはバードショーも見なかったのと食事もしなかったので早く周ることができました。

お食事情報
レストラン「フローラ」は11時開店(14:30閉店)
フードカフェ「ハナハナ」は9時開店
「フローラ」では食事が、「ハナハナ」では軽食やスイーツが楽しめます。

バードショーやエサやり体験、食事なども考慮に入れると

だいたい2~3時間の所要時間

をみておけばほぼ問題ありません。

もちろん楽しみのエリアをもう一度見て周ったり、ハシビロコウが動くのを待つ!っていうのもありですね。

子供や障害者にも優しい。

温室内のスイレン

園内はほとんど段差がなく、ベビーカーや車椅子でも苦になりません。

きちんと清掃もいき届いているのでフンなども全く気になりませんでした。

トイレにはオムツ台もあり、園内には授乳室もあります。
ミルク用のお湯はありませんが、カフェの店員さんに声をかけると準備してくださいます。

温室内は温度も保たれていますし、風雨も凌げます。
小さい子供連れでも安心して楽しむことができますよ。

私の娘はちょうど1歳になるところだったのですが、動物との距離も近いので大興奮で指をさして楽しんでいました。

猛禽類の数がすごい!

かわいい顔をしたフクロウ

エントランスから入るとすぐに、フクロウの展示スペースがあります。
その数がすごいんです。

小さくて手のひらに乗るサイズのフクロウから1歳の娘と同じぐらいのサイズのフクロウまでほんとにたくさん。

種類によって顔が違うので、猛禽類が好きな人にはかなりおすすめです。

さらに、温室入ってすぐにもフクロウやタカが止まっていて近い距離で観察できますよ。

また、屋外にも猛禽類舎があって、ハリスホークやハヤブサなどかっこいい鳥たちをみることができます

少し前までは、ヘビクイワシ(足の長いカラフルなかっこいいワシ)がいたのですが、事故で亡くなってしまいました。
飼育舎には献花台が設置されています。

屋外でのバードショーでは、猛禽類がメインのショーがみられますよ。

カラフルな南国の鳥や花と戯れる。

カラフルなインコたちがエサをくれるのを待っている

温室内のエリアには色とりどりの鳥たちがたくさん放し飼いになっています。
エサを買って与えることもできます。

餌を上げている子どもたちの肩や腕にカラフルなインコたちが止まってくれます。

温室の真ん中には大きな池があって、そこは鮮やかな睡蓮(スイレン)が花を咲かせています。
いろんな色があったり、葉の大きな「オオオニバス」があったり。
水の中には熱帯魚たちが泳ぎ回っています。

オオオニバスの池

(いちばん手前の池には、アマゾンの巨大淡水魚ピラルクの姿もありました!)

少し進むと中型の鳥のエリア。
ここにもきれいなチュウハシエボシドリが放し飼いにされています。

エボシドリの種類も多彩

かなり近くにいるので、うまくすればスマホでいい写真が撮れそうです。

水鳥の温室にはフラミンゴショウジョウトキが放し飼い。
フラミンゴって普段は首を曲げているけど、伸ばすとかなり身長が伸びるんです。知ってました?

放し飼いのオオフラミンゴ

オニオオハシがいろんな場所にいます。
近いので写真撮影にピッタリ。

やっぱり人気者のハシビロコウ

掛川花鳥園のハシビロコウ

現在では動物好きでない人にも知られるようになっているハシビロコウ

かなりインパクトのある姿をしていますね。
やっぱり掛川花鳥園でも人気のようです。

実は私、日本にいるハシビロコウを数多く見ているんです。
ちょっとしたハシビロコウマニアかも。

なんとなく神々しい威厳がありますよね。

食事もできる。

 

花に囲まれながら休憩兼食事が楽しめる↑花に囲まれながら食事や休憩ができるエリア(左手奥)

全部見て回るのにだいたい2~3時間。
やっぱり一気に周ろうとすると疲れますよね。

子供連れだとなおさら。
そんな方にもちゃんと休憩スポットが用意されています。

屋内エリアの真ん中に休憩所兼レストランがあるんです。
しかも、どのエリアからもアクセスしやすいように作られているところが優しい!

レストラン「フローラ」喫茶「ハナハナ」があります。
きれいな花に囲まれておいしいごはんも楽しいですね。

私たちは朝早くに訪れたので、レストランはまだ開店前。(11時開店)
暑かったので冷たいスイーツを堪能しました。

喫茶ハナハナの鳥ゼリー

娘もひと口もらって嬉しそうでした。

基本情報

掛川花鳥園公式ホームページ

詳細が変更されている可能性があるので、お出かけ前に公式ホームページで時間・休園日・料金などはご確認くださいね。

車椅子やベビーカーの無料貸出もあります。

地図

〒436-0024 静岡県掛川市南西郷1517

休園日

原則として第二第四木曜日(ただし繁忙月を除く)

開園時間

平日 9:00~16:30 (最終入園16:00)

休日 9:00~17:00 (最終入園16:30)

駐車場

普通車 400台 無料!

料金

大人(中学生以上) ¥1,500

小学生 ¥700

幼児 無料

シニア(65歳以上) ¥1,100

障がい者割引があります。障害者手帳をお持ちください。

最後に。

オニオオハシ

掛川花鳥園のいいところはやっぱり天候に左右されないところ。
動物園や植物園はどうしても屋外の移動が多くて、雨の日や暑さ・寒さが厳しい日には行きたくないって思ってしまいますよね。

ほとんど屋内施設で、段差もほとんどない!っていうことは、乳幼児にも障害をもっている人にも、お年寄りにもおすすめできます。

また、花や鳥をゆっくり撮影したい人にも最適かもしれません。(人に迷惑がかからないように)

掛川花鳥園に行く前に、または行ったあとにこちらの本を読んでおくともっと鳥について詳しくなれますよ!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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掛川花鳥園の温室入り口
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