こんにちは。ケンスケです。
多摩動物公園アジア園の紹介です。
広い敷地にたくさんの動物が飼育されているこの動物園。
今回は多摩動物公園マップの真ん中あたりから右側を紹介していきます!
『多摩動物公園。アジア園、世界の希少動物を見に行こう!②』
それでは行ってみましょう!
多摩動物公園のアジア園その①日本の動物園では珍しいユキヒョウの繁殖にも成功しています!
こんにちは。ケンスケです。多摩動物公園は「ひとつひとつの動物を飼育する場所が離れていて歩くのが大変」っていう人がたくさんいます。でもそれが魅力のひとつでもあるんです。次の動物に行くまでになんとなくドキドキしませんか?子供はな[…]
ボルネオオランウータン
類人猿(チンパンジー・ボノボ・ゴリラ・オランウータン・テナガザル)とヒトは同じ動物から別々に進化したと考えられていますね。いい方は難しいのですがヒトの近い親戚ってところでしょうか。
実際に難しい話はよくわかりませんが、分類上は類人猿はヒトと同じ「科」に属していてその他の「サル」とは異なっています。
ヒトと他の類人猿の進化の歴史の中でどこかで何かが変わっていたら、もしかしたら他の類人猿が現在のヒトのように繁栄していたかもしれませんね。
私は映画「猿の惑星」って観たことがないのですが、こんな内容なんでしょうか?
時間があるときに観てみたい作品です。
話はそれましたが、多摩動物公園ではボルネオオランウータンが多く暮らしています。
1958年に来園したメスの「ジプシー」。
残念ながら2017年亡くなってしまいましたが、4頭の子を育てました。現在日本にいるボルネオオランウータン30数頭のうち半数近くがこのジプシーの子孫です。
また話がそれてしまいました。
このオランウータン舎では3つの運動場で展示の組み合わせも将来の繁殖を意識したものになっているので興味深いです。
時間によってはスカイウォークといって、綱渡りがみられるかもしれません。
何度も多摩動物園を訪れてしまうのはこのオランウータンたちをみていたいからかもしれません。
シロテテナガザル
東南アジアの熱帯雨林に住む類人猿のひとつです。飼育舎からこちらをみつめるその瞳は純粋でこちらの心を見透かされるような気分になります。
こちらも2015年に赤ちゃんが生まれており、まだ身体の小さい姿がみられます。
アムールトラ
多摩動物公園で生まれたアムールトラはその時に活躍したスポーツ選手の名前が付いています。
そして今年(2019年)4月に生まれた子の名前は「ショウヘイ」。
そしてお母さんの名前は「シズカ」。シズカが生まれた2006年トリノ五輪女子フィギュアスケートで金メダルを獲ったのが荒川選手でした。
ちなみに「シズカ」にはお兄さんが2頭いて、名前が「センイチ」「イチロー」です。
「ショウヘイ」の兄の名は「ケイスケ」姉は「マオ」。
代々受け継がれる多摩動物園の血。大切に育てていきたいですね。
アジアゾウ
推定65歳の♂アヌーラ、13歳♀アマラ、11歳♂ヴィドゥラが暮らしています。
今はアヌーラは新しいゾウ舎で暮らしています。
アマラとヴィドゥラの仲睦まじい姿がみられます。
現在工事中のゾウ舎もかなり広い範囲で工事をしているので楽しみですね。
トラ舎からゾウ舎に行く途中、ハクビシン・ムフロン・ヒマラヤタールが見えます。
ムフロン・ヒマラヤタールは子供も生まれているようです。
小さいながらも大人たちと一緒に給餌する姿がみられました。
ハクビシンは私、巣箱から出ているところを見たことがありません。夜行性だから昼間は寝ているのでしょうか。
インドサイ
世界でも珍しいインドサイ。表皮が分厚い鎧を着ているようにみえます。3頭が飼育されていて現地に住むインドガンという鳥と戯れる姿をみることができます。
プールもあり、たまに水浴びで水をまき散らしている姿は圧巻です。
現在ペアリングを試みているそうなのでうまくいって繁殖できることを祈ります。
ちなみにオスのビクラムくん。幼いころにトラに襲われて片方の耳が少しちぎれているそうです。オーストラリア園側の飼育設備にいることが多いそうです。
コウノトリ
オーストラリア園側とアフリカ園側に2か所繁殖場が設けられて増やす取り組みがされています。数少ないコウノトリの繁殖を試みている施設です。
近くで見るとけっこう大きいです。日本のコウノトリは絶滅してしまっています。
フライングバードケージ
肉食の猛禽類が放されている大きなケージで、イヌワシ、ハクトウワシ、ダルマワシなど大型の猛禽類をみることができます。
近くにシロフクロウやオオワシの檻もあるので楽しみです。
ウォークインバードケージ
インドサイ舎から正門方向に歩いていくと大きなケージが。
実はこの中に入れます。
中にはサギ類やタンチョウ、コウノトリなどが放されていて柵なしで観察できます。
金網やガラス越しではないため鳥を撮影したい方にはお勧めの施設です。
モグラのいえ
目立たない場所にあるためつい最近まで私は行ったことがありませんでした。
ここ、おすすめです!
モグラの生態を「モグラ先輩」が教えてくれるんです。
ネタバレを防ぐために詳しくは書きませんが、ぜひ一度立ち寄っていただきたいポイントです。
日本の動物たち
正門から中央を走る坂道沿い、アフリカ園方面への山道に所々日本に棲む動物たちも見ることができます。
アナグマ・ノウサギ・ネズミなどの小動物からニホンザル・ニホンジカやイノシシ・ツキノワグマまでいろいろいるので探してみてくださいね。
マレーバク
モルモットやヤギなどと触れ合えるエリアのそばにマレーバクが展示されています。
白と黒のツートンカラーでかわいらしいです。
実はこのマレーバクもここ最近繁殖に成功しているんです。
残念ながら昨年生まれた子は亡くなってしまったようですが、今後も期待がもてますね。
まとめ
多摩動物公園アジア園。たくさんの動物たちが工夫された展示をされているのが特徴です。
アジア園だけでもかなりの見ごたえがあります。
見る動物を絞って腰を据えてみるもよし、アフリカ園・オーストラリア園・昆虫園全部を周るのもよし。
いろいろな楽しみ方があります。
季節や時間帯によっても動物の行動が変わっていたりするので、何度も行くとより楽しめる施設です。
休日にカメラを持って動物園に行ってみてはいかがでしょう?
多摩動物園紹介記事