こんにちは。ケンスケです。
伊豆半島に行ったことがある方は、
「伊豆ってなんか本州と違うな~?」
なんて思ったことはありませんか?
私もなんとなく「南の島の気配」を感じていました。
実はこの感覚。
正しかったんです!
伊豆半島は大昔、太平洋に浮かぶ島だった!
という説があるんです。
伊豆諸島と同じような島だった伊豆半島。
プレートの移動や火山の噴火などによって今の位置に来たんじゃないかっていう説です。
まぁ、私の感覚はたぶん、本州の中でも暖かい気候だから、、、ってだけかもしれませんが。
それはともかく、その火山の地熱や温泉をうまく利用した楽しい施設があるのを知っていますか?
ということで、
今回は、
『熱川バナナワニ園。バナナもワニもレッサーパンダもマナティも!』
です。
熱川バナナワニ園の基本情報
何年か前にも来たことがある施設でした。
今回来園した目的は、「アマゾンマナティー」
マナティは3種類(アメリカマナティー・アマゾンマナティー・アフリカマナティー)いますが、どれも絶滅の危機に瀕しています。
その中でも、アマゾンマナティーを見られるのは日本でここだけ。
しかも、日本に来てもう50年以上も経っているので、見ておくなら今のうち!と思い、もう一度会いに行きたかったのです。
ちなみにアメリカマナティーは新屋島水族館(香川県)、沖縄美ら海水族館にいて、アフリカマナティーは鳥羽水族館(三重県)にいます。
というわけで、熱川バナナワニ園の基本情報いってみましょう。
アクセス
伊豆急行線「伊豆熱川駅」から徒歩 1 分
駅からすぐなので、マイカー派じゃない方も行きやすいですね。
〒413-0302 静岡県賀茂郡東伊豆町奈良本 1253-10
駐車場:大型バス10台、乗用車150台分
料金
おとな 1,800円
こども(4歳〜小学生) 900円
4歳未満 無料
熱川バナナワニ園は本園と分園に分かれていますが、両方とも入場できます。
入口前から無料バスが頻繁に出るので便利です。3分くらいで着きます。
障害者割引もありますので、お持ちの方は障害者手帳も持参くださいね。
開園日・開園時間
年中無休です!
開園時間:9:00~17:00 最終入園 16:30
園内はとても広く、見どころもたくさんあります。
ゆっくり写真を撮りながら見て周ると3時間くらいかかりました。
世界中のワニが見られる!
私たちが訪れたのは真冬の暖かい日(気温14℃!)でした。爬虫類のワニたちは日本の冬は大丈夫なのかなぁ、と思っていましたが、大丈夫!
ワニの飼育されている場所は屋外(屋根はあります!)だったのですが、平気で日光浴していましたよ。
水中に入っているワニもいましたが、温泉を使ってうまく水温を調節しているのでしょうか、みんな元気でした!
飼育されているワニは全部で16種。
世界中でもワニは20~30種の間といわれています。
世界のほとんどの種類がいるといってもいいかもしれません。
大きなものから小さなものまで中はワニだらけ!
小さなワニ。
小さいながらもちゃんとワニの形をしていてかわいいです。
大きなワニは大迫力。
どのワニもみんな肥えていて、素晴らしいシルエット。
長年の飼育経験によって、適切な食事を与えられているのがうかがえますね。
口吻の細いワニも。
ガビアルモドキといわれています。正確にはガビアルではなく、クロコダイル科!
私はワニの種類に詳しくないのですが、種類によって顔つきが全然違います。
ワニ
ワニ
ワニ
ワニ
口を閉じていても上歯、下歯ともに外にでている。
身体を持ち上げて歩きます。
口を閉じると上の歯だけ外に出ている。ちなみに「カイマン」と呼ばれるのはアリゲーター科に属します。
身体を引きずるように歩きます。
見てください、この質感。
この牙。
こっちがアリゲーターで。↓
こっちがクロコダイル。↓
なにやってんだ?
と思ったら。
ワニのお腹。なかなか見られませんよね。
脇にあるインコに人だかりが・・・
野生のリスがインコのエサを盗み食い!
温室もみどころいっぱい。
熱川の温泉を利用した温室では、熱帯性の植物もたくさんみられます。
熱帯性の花々。
ランも種類が多く栽培されています。
食虫植物。
エアプランツ。
睡蓮の温室。
オオオニバスという水面の葉。
人がのってもダ・イ・ジョ・ウ・ブ!
出た!アマゾンマナティ。
来日して50年も経った2017年やっと名づけられました「じゅんと」
生まれ故郷ブラジルの公用語ポルトガル語で「一緒」といういみだそうです。
1969年に6歳で来園して50年。
多くの人を和ませてきてくれたじゅんと。
体長240㎝、体重300㎏あるそうです。
潜っていても2~3分ごとに呼吸で上がってくるので、ちょっと待つとお顔を拝見できますよ。
不思議な生き物で、愛嬌のある姿は本当に癒されます。
野生の生息数もかなり減っているようなので環境問題も意識していきたいですね。
見られてよかった~。また会いに来たいですね。
ここまでが本園です。
かなり濃厚でしたが、まだ分園があります。
分園にもワニ。
本園から分園まで無料のマイクロバスが2~3分ごとに運行されています。
分園まではほんの3分くらい。あっという間です。
最初に大きな池でワニが飼育されています。
水中部分が広いのでワニが身体をくねらせて泳ぐ姿もみられます。
目と鼻先だけをだして、音もなく泳ぐ姿は野生を連想させます。
野生で出会ったら怖いですね~!
レッサーパンダもたくさんいるよ。
知りませんでしたが、レッサーパンダって2種類いるんです。
他の動物園では中国に棲むシセンレッサーパンダが飼育されています。
熱川バナナワニ園ではヒマラヤに棲むニシレッサーパンダが飼育されています。ニシがいるのは日本でここだけ。
私には見た目では全く違いは分かりませんでしたが、かわいいのに変わりはありません。
大迫力のワニで疲れた目をレッサーパンダで癒しましょう。
バナナの栽培、熱帯性果樹、香辛料の栽培
分園にはバナナの温室。
バナナも色々な種類があるんですね。
熱帯性の果樹も。
なんとなく甘い匂いの温室です。
フルーツパーラーで実際に食べることもできます。
東南アジアやインドなどのスパイスとして利用される実がなる木も栽培されています。
この温室はほのかに香辛料の匂いが漂います。
見落としがちな生き物たち
他に目を奪われて、見落としがちな生き物たちを紹介します。
熱川バナナワニ園を訪れたときはぜひ探してみてくださいね。
ゾウガメちゃん 発見難易度☆
フラミンゴ 発見難易度☆
チュウゴクサンショウウオ 発見難易度☆☆
野生のリス 発見難易度 ☆☆☆
最後に。
熱川バナナワニ園。
子供のころ両親に連れられて行ったことがあるような、ないような。
大人になってからは何年か前に一度訪れただけです。
そのときに食べたお蕎麦屋さん。
そのときにおいしかったので、今回も行ってきました。
「そば処ますみ」
熱川バナナワニ園の入場口すぐそばなので、来園したときはぜひ行ってみてくださいね。
熱川バナナワニ園の園内はかなり起伏が激しいです。歩きやすい靴でいきましょう。
ところどころに休憩施設が設けられているので休みながら見てくださいね。
そして、ほとんどが温室。ワニ園にも屋根があります。
ってことは、雨でも冬でもダイジョウブ!
温室から温室への移動は屋外に出ることもあるのですが、ほんのわずか。
もともと温かい地域にあるので真冬でも訪れやすい場所といえます。温室内は冬の服装だと少し暑いぐらいです。
ということで、熱川バナナワニ園。
真冬でもおすすめできます。
ちゃんとお土産も購入しましたよ!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
観光用のカバンって大事ですよね。
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