【京王百草園】和の花!春の庭園散歩におすすめです!

こんにちは。ケンスケです。

わが家が一昨年買った梅の木が先週から開花しています。

わが家の梅

ということで、八王子にあるわが家からも車で30分ほどにある

「京王百草園」

に行きました。

百草園には、いろいろな品種の梅が500本も植えられていて、毎年この時期には

「梅まつり」

が開催されています。

百草園の梅まつり

梅以外の時期もいろいろな植物があるので、四季を通じて楽しめそうです。

庭園マニアの方
植物好きな方
風流な野鳥を見たい方
運動不足の方
カメラ好きな方

におすすめです。

『【京王百草園】和の花!春の庭園散歩におすすめです!』

百草園の入場門

 

「梅」で春の訪れを感じる!

「梅まつり」では、数多くの品種の梅が咲き乱れています。
「梅」といってもこんなにたくさんの品種があるんですね。

 

梅の花は「桜」のように数多くの花が一斉に開花するのと違って、花の間隔が少し開いていて、見ていると落ち着きます。

桜は見ている人を圧倒するかのように咲き乱れるのに対して、

梅は寒い時期から徐々に暖かくなる春の訪れを知らせてくれる風流なイメージを覚えます。

ここで、花言葉の時間です!

梅の花言葉
「高貴」「高潔」「忠実」「忍耐」
そして、色によっても違うこともあります。
白梅・・・「気品」「澄んだ心」
紅梅・・・「優美」「あでやかさ」
ピンク・・・「清らかさ」

おお、なんとなくイメージに近いですね。

百草園を入ると目に飛び込んでくるのは色とりどりの梅の花。
きれいに手入れされた園内は高低差があって、入口はいちばん下。

なので、

百草園に入園してその先を見上げると色とりどりの梅が目に飛び込んでくるのです。

写真撮影に夢中になっている方がいたり、梅の木の下で老夫婦が休んでいたり、みなさん梅の花に魅了されていましたよ。

早咲き、遅咲きの品種がいろいろあるので長期間楽しめるのも梅の花の魅力です。

梅だけじゃない。和の花を楽しむ!

私、恥ずかしながら花の名前に詳しくありません。m(__)m

ですが、

植物は好きです。

ということで、名前は分からないものも多かったのですが、梅の木のすき間にはたくさんの種類の植物が植えられていました。

スズランの一種かな?

スズラン

 

フクジュソウ。

フクジュソウ

ザクロ。(写真が下手ですみません。)

ザクロ

 

スイセン。

スイセン

カンザキアヤメ。この花は色といい、咲き方といい、好きですね。

カンザキアヤメ

ミツマタ。まだ完全には開花していませんがかわいい花です。

ミツマタの花

ボケの花。

ボケの花

他にもいろいろな花が咲いていました。
季節によって、違う花が咲いているのでどの季節でも楽しめそうです。

【京王百草園】のホームページで開花状況や季節の花を紹介しているので確認してからいくのもおススメですよ。

歴史ある寺院だった!

江戸時代に「松連寺」という寺だったのですが、それ以前、鎌倉の時代に「真慈悲寺」(しんじひじ)がありました。
平成元年に中世の瓦が数多く出土し、この場所にあったのではないかということで、百草園周辺の調査も行われています。

中世の瓦

※松連寺
江戸時代の享保年間(1716 年~)、小田原城主大久保候の室であった寿昌院慈岳元長尼が徳川家康の長男・信康追悼のため当地に松連寺を再建しました。
京王百草園ホームページより

徳川信康とは?
徳川家康の長男で、家康の正室・築山殿との子。
武田家との戦いで、武田家と内通したとのことで、織田信長から家康に、「築山殿と一緒に処分せよ」との命令が下る。
家康は自刃させた。

このエピソードには諸説ありますが、またの機会に詳しくレポートしたいと思います。

百草園の中腹にはふたつの趣ある建物があって、茶会や句会などが行われています。

松連庵(しょうれんあん)

松連庵

三檪庵(さんれきあん)

三檪庵

 

松連庵の前には寿昌院慈岳元長尼が植えた梅があります。

松連庵前の梅

また、松連庵の中には子供たちに昔の遊びを教えるコーナーもありました。

剣玉・独楽・めんこ

松連庵前の広場には売店があって、お茶やお団子なども召し上がれます。

茶屋

すぐ隣には百草八幡宮

歴史ある風の八幡宮です。三檪庵側から入るとすぐです。

百草八幡宮の本殿

真慈悲寺にあった「阿弥陀如来坐像」(1250年)も安置されているのですが、この日は見られませんでした。

阿弥陀如来坐像の堂

 

百草園で生き物観察?

庭園まわりは雑木林、庭園内には池、植木があるので、野鳥や昆虫もたくさんみられそうです。

百草園で見られる野鳥百草園で見られる昆虫

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有名文化人たちも訪れた!

若山牧水という明治から大正にかけての歌人や江戸時代の松尾芭蕉なども訪れています。
庭園内には彼らの歌碑もあるので、探してみるのも楽しいですね。

芭蕉の句碑

展望からの眺めは素晴らしい。

園内最高地点には展望広場があって、上から庭園内を見下ろすことができたり、街を一望できたりする(スカイツリーも見える!)ので、訪れたらぜひ行ってみてほしいポイントです。

百草園展望台からの眺め

 

基本情報

京王百草園 公式ホームページ

百草園の歴史 立札

地図

京王線「百草園」駅から歩いて15分ほどですが、聖蹟桜ヶ丘や高幡不動駅から周辺の散策をしながら訪れるのも魅力的ですね。

百草園近くのお地蔵さん

車の場合:百草園には駐車場がありませんので周辺のコインパーキングを利用しましょう。

定休日

水曜日
(祝日の場合は翌日、年末年始12 月30 日~ 1 月3 日)
梅まつり期間中(2/1~3/22)は無休

営業時間

午前9:00 ~午後5:00(11 月・12 月は午後4 :30 まで)

入園料

大人 300 円
小人 100 円
梅まつり期間中に入園すると百草園カードがもらえます!

百草園カード

最後に。

なんとなく「和風庭園」って

「味気ないもの」

っていうイメージがありました。

でも、今回【京王百草園】にいってみてイメージが変わりました。

「意外とおもしろいよ!」って。

ですが、こちらへ来園する方にひとつ忠告を。

百草園駅方面からの道のりはけっこうな坂道です!

下から上がったら着くころには息切れが・・・・。

まぁ、そこを登り切れば素敵な庭園が待っているので、頑張って登りましょう。

庭園内も山の中腹を利用しているので、階段や山道は多数ありますが、植物を見ながら散策していれば苦になりませんよ。

 

百草園内の山道

百草園の階段

私も時期をずらしてまた行ってみたい場所です。

途中、立ち寄った回転ずし屋さんにいたウツボ!

ウツボ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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