異種の動物たちが仲良し?!癒やしのフォトブック。びっくりどうぶつフレンドシップ

こんにちは。ケンスケです。

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最近、なんか疲れたなぁ~。

って感じているあなた!

癒やしのフォトブックを紹介します。

種を超えた動物たちの触れ合いと優しい表情が日常で疲れた心を癒やしてくれます。

動物好きにもピッタリ。

お互いを信頼し合った動物どうしにホッコリ。

一緒に過ごすことになった経緯にシンミリ。

文章はジェニファー・S・ホランドで、翻訳はあのムツゴロウさん、畑正憲さん。

写真の解説と文章は私たちの心に優しく語りかけてくれるようです。

自宅のリビングに1冊置いておくと、いつでも心安らぐことができますよ!

ヒツジとブタ

異種の動物たちが仲良し?!癒やしのフォトブック。びっくりどうぶつフレンドシップ


こんな人におすすめ!
動物が大好き!
日頃、ストレスが溜まっている人!
心癒される時間を欲している!
夢の共演が見てみたい!

種を超えた動物たちの愛情表現!

モルモット・うさぎ・アヒル

オランウータンとネコ?
トラとライオンとクマ!
イグアナとネコ!
ゾウとヒツジ?

この動物とこの動物が?!っていう種を超えた組み合わせの写真たちがみられます。

その数なんと47組

しかも!

その動物たちの優しげで愛情に溢れたような表情がたまらないんです。

喜びや悲しみ、愛おしいと思う心は、

「人間だけの感情じゃない!」

ってことがわかるはず。

生きていれば、仕事や日常で心がささくれだってくることだってありますよね。

でも、そんなときにこそ、この本を開けてみてほしいんです。

自分が優しい気持ちになっていれば、心に余裕ができて他の人にも優しくできる!

そんな動物たちの表情で心温まる本なんです。

スマトラトラ

文章と翻訳が心温まる!

 

カピバラに乗るリスザル

どうしても、【びっくりどうぶつフレンドシップ】では動物たちの写真に目が行きがちです。

でも、それだけじゃもったいない!

解説文にも目を通してみてください。

書いてあるのは、動物の解説。

じゃなくって、その動物たちの境遇と動物たちの日頃の様子。

その文章は決して説明的な文章じゃなくって、なんだか温かい言葉の数々

著者のジェニファー・S・ホランドの言葉を動物の心が分かるムツゴロウさん(畑正憲)が翻訳しています。

ムツゴロウさんは動物の専門家だけじゃなくって作家でもあるんです。

そんな二人が紡ぐ言葉は私たちの心も癒やしてくれます。

リラックスした動物の表情!

ネコとアヒル

私たち、人間も「動物」なんです。
一緒に暮らしているペットのイヌやネコ、ウサギやハムスター。

動物たちの表情を見て、怒っているのか、楽しんでいるのか、悲しんでいるのか、私たちはなんとなくですが、理解できますよね。

【びっくりどうぶつフレンドシップ】の写真に出てくる動物たちの表情は、み~んな優しい表情をしています。

少なくとも異種の動物たちを警戒している表情ではありません。

いっしょに戯れたり、くつろいだりしている姿は、リラックスしている表情です。

完全にお互いが心を許しているように見えます。

私がいちばん好きなのは、「ゴリラとネコ」
手話のできるゴリラ・ココが子猫を大切そうに抱いているシーン。

たたずむゴリラ

握力700kgもあるゴリラの手のひらの上にのった子猫。
それをやさしそうに見つめるココ。

2匹の物語がすご~く心に残りました。

手話のできるゴリラが大活躍!「ジュラシック・パーク」の作者が描いた冒険小説。小説「失われた黄金都市」。科学と自然の共存を考えさせる作品!

動物たちも人間と似たような感情を持っているんですね。

動物たちが仲良しになった背景にも注目!

くつろぐリクガメとアヒル

違う種類の動物たちがどうしていっしょにいることになったのか、ってことにも目を向けたいです。

理由はさまざまですが、中にはつらい事情で仲良くなったものたちも。

食べる━食べられるの関係、出会わなかったはずの関係、いろいろあるけど、結局はどちらも同じ「いのち」。

「いのち」と「いのち」が出会ったときに、どうなるかわかりません。

47組のなかよし動物たちがどのようにして出会って、どのように過ごしてきたかの物語にも注目してみてくださいね。

オーストリアのムツゴロウさんみたいな人。ノーベル賞をもらったローレンツ博士の本。

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こちらの本もおすすめ!ゴリラは言葉なしに何を語るのか?!⇒「ゴリラの森、言葉の海」ゴリラの生態をみながら人間の本質に迫る本!

最後に。

私が、千葉県の【鴨川シーワールド】を訪れたとき、シャチが飼育員さんに与えられた魚をポーンと口で上手に投げ上げたのです。

そして、その魚をキャッチしたのは、なんとカモメ!

シャチがカモメにエサを与えていたのです。

まぁ、イルカなどでもみられる遊び食べをしていたのかもしれません。

でも、その場にいた人たちは、「エサをあげている」ように見えていました。

名古屋港水族館で見たシャチたちは、子供のシャチを間に挟んで守るように泳いでいました。

どこの動物園だったか、すっかり忘れてしまったのですが、隣り合ったオリのサルどうしがエサのやり取りをしていたのを目撃しました。

世界では、オオカミの群れに育てられた少女の話も有名です。

動物もヒトと同じように「慈しむ心」をもっているんですね!

アフリカゾウとアジアゾウ

【びっくりどうぶつフレンドシップ】は、どうしてそうなったかはともかく、人間にも動物にも「慈しむ心」があるのを確認できる素敵な本です。

ぜひ、家のリビングに置いて、何度も見てほしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

びっくりどうぶつフレンドシップ
ジェニファー・S.ホランド/畑正憲 飛鳥新社 2013年08月31日頃
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