【八王子城跡本丸】トレッキングシューズで城めぐりハイキングいかがですか?

こんにちは。ケンスケです。

自宅近くにある八王子城跡。

日本百名城スタンプにチャレンジしている関係で2年前にスタンプを押すところまで行ったことはあったのですが、本丸までは足を延ばすことができませんでした。

というのは、

八王子城跡の本丸は、山の上にあり、下から登ると往復で1時間半ぐらいかかるのです!

いつかはチャレンジしたいと思っていたので、今回がんばって登ってみました。

日本のお城というとアクセスも整備されていて、簡単に行けると思うでしょ?

いやいや。

まぁまぁな登山ですよ。

今回はコロンビアのトレッキングシューズを買ったので、それの慣らしのつもりでしたが、トレッキングシューズでよかったですよ。

ということで、

『【八王子城跡本丸】トレッキングシューズで城めぐりハイキングいかがですか?』

です。

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基本情報

八王子城跡公式ホームページ
(八王子市の公式ホームページに飛びます。)

地図

東京都八王子市元八王子町3-2664-2

無料駐車場もあります。

御主殿跡&御主殿の滝まで
軽装で充分。管理棟から歩いて30分~50分ほど。
御主殿~本丸跡まで
軽装で登っている方もいましたが、できればトレッキングシューズや飲み水、地図は必要です。管理棟から往復で90分~120分はかかります。
登山路は土・石・根で、ほとんど舗装はされていません。途中にトイレや水飲み場はないので準備してから向かいましょう。

八王子城跡ガイダンス施設に立ち寄り情報収集

百名城スタンプはここに設置されていました。

八王子城跡の本丸まで行くには、山登りをしなければなりません。道に迷ったりしないように地図を手に入れましょう。

もちろん、ガイドブックにしっかりした地図を持っている方はそれでいいと思います。

ここでは、八王子城の歴史や概要が学べます。

八王子城は山全体が城塞となっています。
なので、
こちらでなんとなく全体像を掴んでおくとイメージしやすいですよ。

ガイダンス施設では八王子城をくわしく紹介しているだけではなく、休憩施設にもなっていました。

甲冑を身に着けて記念撮影している家族もいましたよ。

ガイダンス施設を出て、山側を少し行くと八王子城の全景が分かる模型があります。かなり大きく、広い縄張りだったことがうかがえますよ。

メッチャ要約しすぎた八王子城の歴史

詳しい八王子城の歴史は、八王子城跡ガイダンス施設に譲るとして、ここではメッチャ簡単に流れだけ解説します!


八王子城は戦国時代の北条氏の城です。
築城したのは北条氏照。
北条氏照は八王子では有名です。
北条家の三代目氏康の三男。

北条氏は当時、関東で絶大な力をもっていました。
武田信玄に攻められたり、逆に攻めたりしながら、上杉謙信と組んだりして外交をうまく使って勢力を拡大していました。
このとき、北条氏照はあの武田家とも互角以上に戦うなど優れた武将っぷりをみせたのでした。

八王子城ができたのはこの頃(1587年ごろ)。滝山城だけでは防御に心もとなかったためといわれています。

信長の織田家、徳川家ともうまくやっていたようです。

が、

豊臣政権になると北条氏の拠点、小田原征伐がはじまります。
秀吉は全国の大名たちを総動員して全国統一の総仕上げに小田原城を囲んだのです。(1590年)

小田原城は天下の名城。防御力抜群です。攻める豊臣方は21万、守る北条軍5万。

北条軍は城を固くして籠城します。そこで豊臣軍は北条家の支城を徐々にせめて小田原城を孤立させます。

その支城のひとつだったのが、ここ八王子城。

1590年6月。上杉景勝・前田利家・真田昌幸らの混成軍1万5千が八王子城を攻めます。
このとき城主の氏照は小田原城で当主である氏直を助け、籠城の指揮を執っていました。

八王子城に残っていたのは、家臣とわずかな兵と女性陣、子供たち。

結局一日で八王子城は落城します。
家臣や兵たちは、籠城を続ける小田原城の北条家への見せしめのため首をさらされます。
さらに女性たちは自刃したり、滝に身を投げたり、悲劇の舞台となったのです。

7月には小田原城も降伏。氏照は兄・氏直とともに切腹しました。

その後、八王子城は使用されることなく廃城になってしまいました。


本丸へ登山する前に準備!

八王子城跡の本丸までは、山道になれた人で30分。
不慣れな方だと40分以上かかります。そして、道はけっこう険しい!

山城なので当たり前ですが、
「攻めるのも大変だったろうなぁ」
と思う次第です。

何を持っていく?
◎・・・必ず準備しましょう
〇・・・あると便利です。

◎飲み水
途中、自販機や水飲み場はありませんので必ず登山前に準備しておいてください。

◎地図
私が行った日は晴れた休日で、他の登山者もけっこういらっしゃいましたが、平日や時間帯によってはあまり人がいないことも。
登山用のアプリや地図をもっていきましょう。

◎歩きやすい靴
登山道は土、木の根、石、岩です。傾斜もきつい場所もありますので、歩きやすい靴は必要です。
サンダルやハイヒールは危険です。
できれば、トレッキングシューズをお勧めします。

〇ストック・杖
トレッキングポールともいわれていますね。膝や股関節、足首に不安のある人は持参しましょう。
(登り口に杖に使えそうな木が置かれていました。「使っていいよ」ってことだと思いますが、何も書いていないのでやめておきました。)

〇予備の携帯バッテリー
それほど長時間の登山ではないのですが、心配なのが携帯のバッテリー。
途中、山の中では電波を探して電池の消耗も激しくなります。さらに、写真をたくさん撮るともっと消耗します。
容量大きめの予備バッテリーを持っておくと安心です。充電用のケーブルも忘れずに!

〇登山用のアプリ
機内モード(電波を遮断した状態)でも地図とGPSが使える便利なアプリがあります。機内モードにすることで電池の消耗を抑えることができるので大変便利です。地図と自分の居場所も結構正確に分かります。
行く前にインストールしておくといいかもしれませんね。

〇お菓子
300円までです。
ウソ!
いちおう、非常食として何かしら持っておきましょう。


そしてそして、
持ち物だけではありません!!!

トイレ!

山に入るとありません。

いや。

ありました。

ひとつだけ。

本丸近くの松木曲輪ってところにあります。
でも、そこまで登るのに30分はかかります。

できれば登る前に行っておきましょう。
ガイダンス施設と管理棟(登山口のすぐそば)にありますよ。

本丸へ登山開始!

昨年(2019年)10月の台風で何か所か崩落している場所がありました。
それでなくても険しい山城。なかなか手強い戦いになりそうです、

鳥居を2つほどくぐり、山道を歩いていきます。

真冬でしたが気温10℃。
八王子の山の中なら暖かい方かな。

上りのため日差しが当たると暑いくらいです。
真冬は脱ぎ着できるようにしておくといいですね。

ところどころに立て看板で解説があります。
北条氏照の家臣、金子という武将が守っていたから金子曲輪。

「曲輪(くるわ)」って?

敵から城を守るために壕や石垣、土塁などで攻め込みにくくするつくりのことです。
廓ともかきます。
内側(守備側)から敵を見やすくするためにまるっこく作られたので「曲輪」ってよばれていました。
丸っこいから「丸」ともいわれています。
「本丸」とか「二の丸」とかいうでしょ。
ちなみに「本丸」から近い順に「二の丸」「三の丸」とつけられたり、「本丸」を中心に「西の丸」などとつけられていました。
「本丸」は城の中心地でここを占拠したものがその地を支配していたんですね。
だから、他の曲輪は「本丸」を守るために敵を迎え撃つ場所だったんです。

途中、ところどころに座って休む場所も用意されています。
「柵門跡」で水分補給&休憩。ここまで10分ちょっとでしょうか。
もう休憩です。

4~5歳くらいの女の子やミニチュアダックスも登山していました。

私もこれくらいでへばっている場合じゃありません。

ふたたび、登り始めてちょっと。

もう9合目。
意外と近いかも。

九合目の先には視界が開けた場所が!

なんと八王子の街を一望できるビュースポットがありました。

その先はもう「頂上」

雨宿りのできる休憩所もあります。

その先の階段を上ると

八王子神社です。

となりにある小さな社(やしろ)が横地監物(よこちけんもつ)が祀られていたものです。
もとは奥多摩にあったものが、ダム建設のため移築されたものです。
※横地監物は北条氏照の家臣

その先、さらに登るとここが目的の場所。

「本丸跡」

石碑と祠がありました。

ここまで私のアプリでは登り始めてから30分ちょっと。
「当たり前だよ」とツッコまれそうですが、体力的には余裕でした。

本丸近くには「松木曲輪」があります。

ここは景色もかなりいいので、たくさんの人が休んでいました。
近くにいたおじさんが
「冬の晴れた日にはスカイツリーも見えるときがある」
って言っているのも聞こえてきましたよ。

というわけで、下山します。
下りも事故が起きやすいので気を抜かずにいきましょう。

下りは、関節への衝撃と絶えず筋肉を使ってブレーキをかけるので足への負担も大きいです。

足幅を制限しながら、優しく足をつくようにして歩きます。

途中、「あしだ曲輪」に寄って観音堂というお寺でお参り。

復路も30分ほどで無事に下山できました。

御主殿と石垣

下山してからは、軽装のままでも行ける御主殿も探索。
「古道」を通って、立派な橋「曳き橋」を渡ると石垣です。

御主殿に入る「虎口」前の石畳は当時のものだそうです!

御主殿内部は「居館」(北条氏照の住居部分)と「会所」の跡がありました。

「虎口」側の塀には、出土した陶器類の写真が展示されています。

「御主殿の滝」に行くの忘れた!

落城したときに、場内の女性らが自刃して身を投げたといわれる滝。

行きそびれました!m(__)m

一応、2年前に行った時の写真がありました。

管理棟

管理棟にも百名城スタンプが設置されています。
さらに御主殿へのガイドも無料でお願いできます。詳しい解説を聞いてみたい方はぜひ、お願いしてみてくださいね。

登山前のトイレもここで済ませましょう。

管理棟前にも八王子城発掘の解説があります。読んでから行くとみどころを見逃さずにすみますよ。

2019年10月の台風19号でダメージ!

2019年10月の台風は日本各地で大変な被害を生みましたね。
八王子城跡でも何か所かで石垣の崩落や土石流が起こっています。

下山中に「あしだ曲輪」から管理棟へ抜ける近道を見つけた!

と思ったら、

橋が通行禁止に。
結局戻って登山口から周る羽目に。

「会所」跡の奥は、昨年2019年10月の台風で山崩れが起きています。
登山口へアプローチする橋も流されて崩落中。
登山道の側壁をつくる石垣も少し崩れました。
登山道自体も崩落している箇所がありました。
御主殿の滝では、増水によって石垣が埋もれてしまった箇所も。
また逆に今まで埋もれていた石垣が頭をのぞかせたり。

詳しくは、
八王子オフィシャルガイドホームページ
「台風19号の爪痕と奇跡」をご覧ください。(動画)

最後に。

今回は新しく購入したトレッキングシューズを履きたくて、自宅近くの八王子城跡にハイキングに行きました。

実際、トレッキングシューズは大正解。
初めての購入だったので、うまく歩けるか心配でした。

普段ほとんど運動しない私は少しの山道でも疲労困憊。
左ひざが傷みだし、翌日には筋肉痛で苦しむのが今まででした。

しかし、

今回トレッキングシューズで歩いてみて、膝も痛くならず、筋肉痛もなし!

という結果になりました。

靴底が硬いと歩きにくそうとか、重いと疲れそうとか、勝手なイメージでした。
でも、平地ではほぼ体重移動だけで前に進めます。靴底の反発力のおかげです。
衝撃もかなり吸収してくれている印象です。

普段使いもアリかも!っていう気がしています。

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トレッキングシューズで城めぐり!
行ってみてくださいね。

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