東京都日野市にある「土方歳三資料館」。新選組好きには絶対見て欲しい!

こんにちは。ケンスケです。

新選組でいちばん有名な人物。

そう、

「土方歳三」

ですね。

わが家は東京八王子市にあります。

土方歳三の出身は東京日野市。

わが家からほど近くです。

私は新選組が好きなのですが、よく通る道で気になっていた看板が・・・

「これは行くしかないでしょ!」

ということで、行ってみました!

行ってみたら、興味深い品々がたくさんありました。

新選組を好きな方
これから行ってみたい方
行けないけれど興味がある方

に読んでいただけると幸いです。

『東京都日野市にある「土方歳三資料館」。新選組好きには絶対見て欲しい!』

です。

基本情報

土方歳三資料館公式ホームページ

地図

多摩モノレール万願寺駅より徒歩5分ほど。

お車の方は、駐車場はないので、近くのコインパーキングを利用しましょう。

入場料

¥500 

小・中学生は¥300

開館日

基本的には第1・3日曜日12:00~16:00ですが、月によって異なることがありますので、公式ホームページをご確認くださいね。

土方歳三資料館で展示品を目にやきつけろ!

多摩モノレール万願寺駅より歩いて5分ほど。
住宅地の中にある土方歳三の生家にその子孫の方が運営してくださっている資料館です。

資料館の前には「誠」の旗が。

外観はきれいに手入れされた豪邸です。
門を通って中に入るとそこには、

土方歳三の胸部から上の銅像です。
私たちの知っている歳さんよりはちょっとおでこが広い気もしますが、うまくできています。

もうここからは土方歳三ファンはドキドキしてしまいますね。

入口で入館料500円を支払い、靴を脱いで上がるともうすでに10人以上の方が展示品を食い入るように観賞しています。

もうそこは宝の山!
館内は写真撮影は禁止です。
それぞれを目と心にやきつけましょう!!!

まず
歳三は青年時代に家業の石田散薬を売り歩いていたことが有名です。その時に背負って歩いていた薬箱

さらに
歳三は「豊玉」という雅号(芸術家が名乗るペンネーム)で俳句を詠んでいました。
その貴重な句集も展示されています。
豊玉先生の繊細な一面もみられますよ。

歳三自身が稽古に使っていた天然理心流の木刀や目録(ここまで天然理心流を修めましたよっていう証書)も残されています。

そして
新選組時代の激闘を思わせる品々もたくさんあります。
有名な池田屋事件で本人が使用していた鎖帷子(くさりかたびら)や京都時代の鎖帷子鉢がね

それに
義兄である佐藤彦五郎(※)や家族に宛てた手紙なども展示されています。
佐藤彦五郎は、土方歳三の姉(のぶ)の旦那

他にも

近藤勇の死を知らせる瓦版があったり、榎本武揚(※)からの書、中島登(※)の絵、安富才助(※)からの書状(歳三の戦死を知らせる手紙)など貴重なものばかり。
榎本武揚は箱館政権のボス
中島登は新選組隊士だが、東国(江戸方面)探索を命じられていた。絵がうまい!
安富才助は新選組隊士で戊辰戦争後半、歳三の代理を務めたり、副長になったり信頼厚かった。

私がいちばんに見たかったのは、市村鉄之助※が命懸けで届けた歳三の遺品。

歳三が使っていた佩刀「和泉守兼定」
歳三の写真(現物は非公開のアルバムに保管されているそうです)

市村鉄之助は歳三最後の付き人。歳三が箱館で敗戦濃厚となった時点で手紙・刀・写真を託し脱出させた。

市村鉄之助の姿が印象的な小説!【一刀斎夢録】

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刀

佩刀和泉守兼定の刀身は年に一度しか公開されていないので今回見ることができませんでしたが、その拵え〈鞘(さや)・柄(つか)・鍔(つば)は展示されていました!

和泉守兼定の刀身(刀の刃の部分)がどうしても見たい!って方は、2020年の特別公開日が発表されています。
4月・5月の開館日
特別公開期間は開館日時が普段と違います。
行く前に公式ホームページで確認してくださいね!

展示品に思いを馳せろ!

どの展示品も本当に当時のもの。
どれも小説や本で紹介されたり、登場したりするものです。

それが目の前で、こんなに近くでみられるなんて夢のようです。

それぞれの展示品を見ながら幕末の時代に思いを馳せる。
来館した人たちみんながそうしているようでした。

和泉守兼定(歳三の刀)の柄の部分をみると、現代の剣道での握り方と違って、実践で使いやすいように持っていたのが分かるそうです。

しかも、刀身の物打ち部分には刃こぼれの跡も見られるそうです。

鎖帷子には実際に傷がついていて、当時の激戦が思い起こされます。

資料館の展示品を見ていると、

武士に憧れて、身分制度を乗り越えて武士になり、武士として散った土方歳三の思いが心にひびいてきます。

一本木関門で最期を迎えるとき、どんな思いだったんだろう・・・。

武士として生ききった充実感か、それとも敗北感だったのか、仲間の元へ行ける安心感か・・・

それはもう、本人しかわからないわけですが、資料館を見終わった後もなんとなく余韻にひたってしまうのです。

中は撮影禁止なのですが、ファンの方はご安心ください。
こちらの資料を売店で購入可能です!


展示品のほとんどが載っています。

土方歳三ってどんな人?

ところで、土方ってどんな人?っていう方のために、簡略ながら土方歳三の人生をみてみましょう。

少年~青年

少年時代は日野の石田村に育ちました。神社にある鳥の巣から卵を取り出して、旅人に投げつけたりする悪ガキだったようです。

11歳ごろには商人のもとへ奉公に出されますが、結局勤まらずに帰ってきてしまいました。

戻ってからは家業の薬(石田散薬)を売り歩いていました。

17~8歳ぐらいになると武士になりたいと言い出し、生家の庭先に矢竹(弓矢になる竹)を植えたといいます。
その矢竹が160年以上も経た今も生い茂っています。

〈土方歳三資料館の玄関前〉

試衛館のメンバーと京都へ

天然理心流の試衛館に出入りするようになると、当時の将軍家茂の警護のため浪士組が結成されます。

京都へ入った試衛館メンバーは、江戸へとんぼ返りする浪士組と決別して京都に残ります。
そこで一緒に残ったのが芹沢鴨軍団。

残った試衛館メンバー・芹沢軍団・その他メンバーで壬生浪士組っていうのを結成します。
会津藩に面倒を見てもらうことになった壬生浪士組は、京都で治安維持のために粉骨砕身がんばります。

そこで副長になった土方歳三は、壬生浪士組をさらに強くするため、近藤勇を盛り立てるために命を削ります。

活躍を認められて、「新選組」(新撰組と表記することも)を拝命します!

その間もいろいろな出来事があるのですが、割愛します(笑)
実はここがおもしろいところなんですが・・・・。

というわけで、
活躍して歳三は「幕臣」しかも結構なお偉いさんにまで上り詰めるのです。
『武士』になれたんですね!

大政奉還と鳥羽伏見の戦い

歳三も新選組もノリに乗っているこの頃、水面下では坂本龍馬や中岡慎太郎が暗躍して薩長同盟を結成。

2回目の幕府と長州藩の戦争も幕府が敗戦濃厚の事態に!
将軍家茂が亡くなると時代は「倒幕」に傾きます。

その波を受け入れざるを得なくなった次の将軍慶喜は、土佐藩のすすめで大政奉還をします。

そんな中、近藤勇が狙撃され負傷、頼みの沖田も結核で戦線離脱。とうとう新選組が歳三に託されます。

戦争回避に動いていた坂本龍馬も暗殺され、結局、鳥羽・伏見で江戸幕府軍と新政府との間で戦争がはじまります。
歳三と多摩時代から一緒に戦ってきた井上源三郎もこの戦いで戦死します。

新選組はもちろん会津藩とともに幕府軍として戦います。

が、

総大将、慶喜は江戸で謹慎。
幕府軍も江戸に引き上げます。

戊辰戦争で会津へ

江戸へ引き上げた歳三たち新選組は、甲府城を目指したり、江戸で仲間割れをしたり、ここでもいろいろあります。
が、割愛します(笑)

いろいろあった後、勝海舟が西郷と会談をして、江戸城を明け渡すことになります。

近藤勇&土方歳三率いる新選組は、千葉の流山へ流れつきます。
なんと!ここで近藤勇が新政府に捕まってしまうのです。

残った歳三は新選組を率いて、旧幕府軍として戦っている大鳥圭介と合流。
ともに会津を目指します。

会津でも次々と現れる新政府軍と戦いますが、落城前に会津を抜け出します。
ちなみにここで斎藤一は会津に残ります。

会津から仙台に向かい、旧幕府の海軍を牛耳っている榎本武揚と合流します。

箱館戦争で散る!

 

榎本と合流した土方は、旧幕府の陸軍(新選組もこの中に組み入れられた)を率いて新政府に恭順している箱館、松前を攻略します。

ここで、榎本をボスとした箱館政府を五稜郭に作ります。

が、

やっぱり新政府は旧幕府の生き残りである箱館政府を認めず、叩き潰しに来ます。

ここでも歳三は大活躍!
次々と新政府軍を打ち破ります。

でも、

武力で勝る新政府軍。
歳三が指揮する戦場以外で優勢勝ち。

歳三も五稜郭に引き上げることに。

五稜郭ではあきらめムード。
降伏の準備を進めています。

降伏を受け入れられない歳三は、一本木というところで敵に向かって走り出し・・・。

この前に、自分の和泉守兼定、写真、手紙を義兄である佐藤彦五郎へ届けさせます。これを自分がかわいがっていた小姓、市村鉄之助に命じます。
もちろん、鉄之助を助けるため!です。

カッコいいですよね。

その刀と写真がこの土方歳三資料館で見られます。

みなさんが土方歳三を思い浮かべる姿がこの写真なんです。

私の拙い筆力では伝えきれないこの思い。
お察しください。

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土方歳三 上下

最後に。

新選組で「鬼」といわれた副長が、江戸から箱館までの間に部下思いのリーダーになる姿がカッコいいですよね。

土方好きは男性の方が多いかな。
と思っていましたが、大違い!

資料館では女性陣の方が多かったです。
確かに最近歴史に詳しい女性の方、多いですもんね。

やっぱり、あの写真の影響も大きいと思います。
たぶん、箱館で撮ったのでしょう。
洋式の軍服に刀。
そして、現代でも通じるイケメン。
あの表情。
意思が強そうでありながら、何か悲しみも湛えているような。

資料館でこの写真見た時に疑問に思ったことがあります。
あの肖像写真。
手の位置が違う写真があったんです。
服装などはほぼ同じ。手の位置だけが変わっているような気がしました。

次回、また資料館に訪れたときに確認してみようと思います。

日野市には新選組ゆかりの施設がいくつもあります。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。

結局迷った挙句に買ってしまいました!
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