冬が来る前に~♪カブトムシ飼育、秋にやっておくこと。

こんにちは。ケンスケです!


ふ~ゆ~が~♪くるまえに~♪

ということで、今回の記事は

『カブトムシ飼育、冬が来る前にやっておくこと!』

夏の終わりとともにいなくなったカブトムシ飼育セット。
そのままにしておくといつの間にか・・・・・・・

使用済みマット
こんなことになっていました!

フンだらけ。そしてフンの上には成長した幼虫が・・・。

わが家はカブトムシの成虫を衣装ケース2つとLLケースの飼育ケースで飼っていました。約2週間前にマット交換をしたばかり。もうこの状態です。

夏が終わり、冬をむかえる前の9月~11月が実はカブトムシ飼育で重要な時期なのです!

カブトムシの一年。

ここで一度カブトムシの一年を振り返っておきましょう。

カブトムシの一生のスケジュールを理解しておくと飼育もやりやすくなりますよ。

詳しくはこちらの記事を参考にご覧くださいね。

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前から見たカブトムシオス

初夏~真夏

カブトムシはだいたい6月ころから7月にかけてサナギから成虫に変わり、土中から出てきます。
そして8月の半ばごろから終わりにかけて徐々に減っていき、3か月余りの短い成虫生活を終えていきます。

カブトムシ飼育

その間、オスは競争相手となる他のオスと戦いながら交尾するメスを探します。
メスは交尾が済むと地中にもぐり、卵を産みます。
メス1頭で100個以上の卵を産むことも・・・。

カブトムシの卵

 

地中に産みつけられた卵からだいたい2週間くらいで、カブトムシの幼虫が孵化(ふか)します。
この頃には8月も中旬から後半になっています。

関連記事:カブトムシ卵の孵化のさせ方!【カブトムシ】卵産んだら?孵化するまでにやっておくこと!

晩夏~晩秋

孵化した幼虫たちはそこからマットをモリモリ食べ始め、どんどん大きくなります。
体重にして100倍以上!
幼虫たちはこの時期にできるだけ体を大きくしようと自分が住んでいる土を食べまくるんですね。
食べたら食べた分だけフンをします。←いまココ

こうして冬までに寒い時期を耐えられる体に成長します。

関連記事:カブトムシやクワガタが死んでしまったら?使用したマットの処分方法は?

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冬になって気温が低くなるとあまり動かなくなります。
でも、完全に休眠しているわけではなく、たまに移動していたりもするので多少はエサを食べて活動しているようです。

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越冬前のカブトムシ幼虫

カブトムシの幼虫飼育
春になり気温も上がってくるとまた活動が始まります。
この時期は冬季に消費したエネルギーを取り戻すために再びモリモリとマットを食べます。

大量に幼虫を飼っていると夜中に

「ボリボリボリモリモリモリムシャムシャムシャ」といった音が聞こえるくらいです!

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カブトムシのメス

晩春~初夏

細長いグラスに蛹

5月後半から6月にかけて幼虫たちは土の中に蛹室(蛹室)という空間を作ってサナギになります。
約2週間から3週間でサナギの色もだんだん濃くなり、殻を破って成虫が出てきます。

 

ちなみに日本のカブトムシのサナギは縦に蛹室を作ります。
なので、幼虫を飼う容器は15㎝以上のものを使いましょう。

カブトムシは一年一化といって、こうしたサイクルで1年間で子孫を残して行きます。(クワガタは種類によってですが成虫になるまでに1年半から2年かかることも!)

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カブトムシオスのさなぎ

冬が来る前にやっておくこと!!!

カブトムシが成長

幼虫がエサ切れを起こさないようにマット交換をする。
とくに9月から10月後半まではマットをかなり大量に食べる時期なので回数を多めに(飼育密度にもよりますが3週~6週に1度くらい)行いたいです。

マット交換のしかたはこちらの記事で解説しています!

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カブトムシ幼虫

成虫を大きくしたい方はケース内の温度を少しでも下げないように段ボールや大きめのケースの中に入れるなどの対策をしましょう。
日本のカブトムシは室内での飼育であれば、暖房や温室はとくに必要ありません。

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冬が来たら!!!

気温も低く活動量も低いのでなるべくケースを動かしたり、掘り返したりしないように。
(お子さんがいる場合は生きているか気になって掘り返したくなるんですよね)
外の気温が15度を下回ってくると活性が極端に下がります。ただ真冬でも多少は移動したり、エサを食べたりもします。

”ニオイやコバエが気になる”って方はケースを外に置くのもアリですが、ネコやアライグマなどの野生生物の餌食にならないようにしてください。

もともとカブトムシの幼虫は野外で生活しているのでけっこうしぶといのですが、冬場は凍結したり、直射日光が当たる場所やエアコンの室外機の前など気温差が激しい場所は念のため避けましょう!

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まとめ

カブトムシの幼虫

夏から晩秋にかけて「マット交換を頻繁にする
冬は凍らない場所で放置する。
たま~に霧吹きなどで加水する。←これは忘れないように!

冬場のポイントは「ほとんど放置状態で」です。

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わが家は完全に過密飼育状態。
2週間前にマット交換したばかりなのにもうフンだらけ。
成虫の昆虫ゼリーや飼育マット購入で家計を圧迫しています。

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