カブトムシを飼育するときの温度。夏の高温対策で暑さを乗り越えよう!

こんにちは。ケンスケです。

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カブトムシの成虫は、夏になって活動する昆虫ですよね。
だから暑さには強いと思っている人も多いんです。

でも!

カブトムシが生息するのは、日中でも陽の当たらない涼しい雑木林の中。

しかも活動するのは、昼間よりも温度が下がる夜間

意外と暑さに弱いのです。

飼育しているお部屋は真夏どれぐらいの室温になりますか?

30℃を超えている場所で飼育しているならちょっと問題ありなんです。

今回の記事では、飼育する環境をカブトムシにとって少しでも快適にしてあげる方法を紹介していきます。

エサを食べるカブトムシ

カブトムシを飼育するときの温度。夏の高温対策で暑さを乗り越えよう!

カブトムシ成虫が元気な温度。

カブトムシ

日本のカブトムシが元気に過ごせる温度は、

ズバリ。
20℃~28℃

だいたい20℃台であれば、問題なく過ごせます。

カブトムシが成虫になる時期は、6月~7月。
ということは、20℃を下回ることはあんまりないはず。

ということは、高温のほうが問題になります。

日本のカブトムシは日本で飼育している限りは本来丈夫な生き物ですが、周囲の温度変化に大きく影響を受ける変温動物

気温(室温)が30℃を一時的に超えてしまうのはそれほど問題ではありません。
ただし、長時間超えてしまうような環境は、弱ってしまうんです。

2018年には酷暑により、兵庫県のカブトムシドームのカブトムシが大量死してしまったニュースが報道されていました。
(実際には、人工的な環境で暑さを逃れる手段がなかったためと考えられています。)

自然の中にいるカブトムシなら暑さを感じると土にもぐったり、涼しい環境に移動したりして、回避することができますよね。

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屋内の飼育ケースで飼育されていると、暑さを回避する手段がありません。

なので!

カブトムシを飼育するときには、できるだけ涼しい風通しのいい場所で飼育することをおすすめしています。

カブトムシの生態に関することをまとめています。

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風通しは重要!

風通しのいい場所

やむを得ず屋外で飼育するときには、日光の当たる場所は絶対に厳禁です。
風通しのない飼育ケース内はすぐに40℃を越してしまいます。

(私は以前、洗った飼育ケースを屋外に干していたことがあります。結果、暑さで飼育ケースが変形してしまいました!)

最近の飼育ケースは、コバエの発生を抑えるため、乾燥を防ぐために、通気孔を小さくしているものも多いですよね。

そのようなケースも一長一短で、「ケース内が蒸れやすい!」という特徴にもなります。

私たちは室温が高くても、扇風機に当たると涼しいと感じますよね。
熱を拡散しているのが理由です。

ケースの中が多少蒸れてしまうのは仕方ありませんが、ケース自体は少しでも熱がこもらないように風通しのいい場所に設置したいところです。

室温計は大事!
同時に2ヶ所測れる温度計があると便利ですよ!

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真夏をのりきる方法

真夏イメージ

いくつか真夏の暑さを軽減させる方法を紹介します。
どの方法も一長一短。
ご家庭にあった方法をみつけてみてくださいね。

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エアコン

エアコン

いちばん確実な方法かもしれません。
設定温度は28℃で大丈夫。

ただし、部屋の場所(方角や階数)や広さ、戸建てか集合住宅、木造か鉄筋かなど条件によっては、充分でない可能性もあります。

温度は調整してみてください。

この方法の欠点は、お気づきかもしれませんが「電気代が高くなる!」ってこと。
やっぱり、家族と財布の了解が必要な方法ですね。

最近のエアコンはつけっぱなしにすることで、電気を節約できるので試してみる価値はあるかもしれません。
(ご自身の判断にお任せします。)

夜間は消すなどの対策をとることも可能です。

扇風機

扇風機

飼育ケースに風を当てて、熱を拡散させる方法です。
室温自体は下がりませんが、風の流れを作ることで熱がこもるのを防ぎます。

エアコンよりも電気代は少なくてすみますが、効果も落ちます。

扇風機もあまり長時間回し続けるのも心配です。
必ず連続使用時間を守りましょう。

長時間使用するときは首振り機能は控えましょう。
コードや一部分に繰り返し負荷がかかることで断線したりする恐れがあります。
古い扇風機は危ない?!
だいたい10年以上経っている扇風機は、部品の劣化により破損したり、内部にホコリが溜まっていたりして発火の恐れがあります。
各自の責任のもとにやってくださいね。

保冷剤

凍らせたペットボトル

ケースを発泡スチロールなどに入れて、保冷剤を上下に入れることで物理的に温度を下げる方法です。

保冷剤の代わりに塩を少し溶かした水を凍らせたペットボトルを利用することもできます。

冷気は下に流れるので、ケースの上に置くのがいいかもしれません。
水滴がかなり出るのでびしょびしょにならないように工夫も必要です。

冷凍庫の空きを確保できれば、経済的です。

気化熱を利用する方法。

大きなケースに水を張り気化熱を利用

大きなタライやトロ舟(底の浅い大きな容器)に浅く水を張り、そこにケースを入れておく方法です。

ケースが浮かないように重しを乗せる必要があります。

水が蒸発(気化)するときに熱を奪うことを利用。
意外に有効で、扇風機と併用するとさらに効果が望めます。

ただし、張る水の温度が高くなってしまうと熱をこもらせる原因にもなるので注意が必要かと思われます。(その場合は凍らせたペットボトルを入れておく)
労力と多少広いスペースが必要になるのも難点です。

家の涼しい場所

玄関イメージ

玄関や北側の部屋など家の中のいちばん涼しい場所で、ケースを置くことが可能な場所に移動させる方法です。

費用や労力はかかりませんが、家族の了解が必要です。

気温(室温)が30℃以下なら大丈夫!

林

もともと涼しい場所に住んでいる人もいるかもしれませんね。
そんな方は暑さ対策は必要ありません。

高地や森の中、地下室など暑くならない場所で飼育できる人は、高温に頭を悩ませなくてもいいですね!(うらやましい)

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ナラの木につくカブトムシ

最後に。

カブトムシの正面左側

いろいろと紹介してみましたが、飼育環境は家庭によってさまざま。
紹介した方法を真夏の暑い時期だけ限定してやってみるのもいいですし、いくつかを併用してみるのいいでしょう。

もしかしたら、幼虫も生まれているかもしれません。
幼虫もあまりに高温だと弱ってしまうので、成虫と同じように暑さ対策が必要です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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