こんにちは。ケンスケです。
あなたはなにか自宅で楽しめる趣味をもっていますか?
え?
もっていない?
それなら紹介しましょう。
【カブトムシ・クワガタ飼育】
魅力はたくさん。全部が紹介しきれないぐらいです。
生き物の飼育って、「子供の教育にもいい」ってどこかの偉い人が言っていたような気もします。
このページを開いた方は、きっと虫嫌いな方はほとんどいないでしょうから、自身をもっておすすめします。
カブ・クワ飼育は楽しいよ!
『「密」にならない!自宅で楽しむ【カブト・クワガタ飼育】のススメ!』
自宅でできるから「密」にならない。
今、新型コロナウィルスの感染が急拡大していますね。
昨年から外出を自粛されている方も多いでしょう。
出かけなくてはならない趣味だとどうしても移動や現地で、人との接触は避けにくい状態です。
そんなときは、出かけなくてもいい趣味があると嬉しいですよね。
クワガタやカブトムシの飼育は、家の中でできるから安心!
マットやゼリーもわざわざ購入しに行かなくても、現代ではスマホやパソコンひとつでネット購入可能です。
最近では、カブトムシやクワガタの生体も購入できちゃいます。
飼育に必要な情報もネットで入手できます!
飼育種ごとの詳しい情報も公開してくださっている人がたくさんいます。
家族の理解は必要ですが、それをクリアできれば楽しめること間違いなし!
初心者でも女性も子供も楽しめる!
カブトムシやクワガタを飼育したことのない方には、
難しそう~
と思う方も多いかもしれません。
でも、大丈夫!
簡単です。
手間もそれほどかかりません。
幼虫飼育では、マット交換ぐらい。成虫時には、マット交換に加えて、餌となる昆虫ゼリーの交換が必要です。
カブトムシ成虫の場合は、夏場に1日に1度ゼリー交換が必要ですが、クワガタは2~3日に1度でOK。
ムシが怖いという子供もすぐに慣れます。
それに最近では、たまにショップへ行くと、飼育を楽しむ女性の姿も見かけるようになりました。
(子供の用事で来ていただけかもしれませんが・・・)
カブトムシやクワガタは人に触られるのを好みません。
なので、飼育中に昆虫に触れることもほとんどないと言っていいでしょう。ケース越しなら「怖くない」人も多いですよ。
最近では、私が子供だった頃には夢だった外国産のかっこいいクワガタやカブトムシが輸入されています。
見たこともないようなキレイな色をしたクワガタも。
ニジイロクワガタ
私の知っている家族は、
お父さんがオオクワガタ。
子供がアトラスオオカブト。
お母さんがニジイロクワガタ。
それぞれ自分の好きな種を飼育して楽しんでいます。
家族みんなで楽しめる趣味なんですね。
アトラスオオカブト
生き物の飼育は、子供が地球環境に興味を持ついい機会です。
昆虫好きの子供はほとんどが昆虫図鑑をもっていますよね。
家族でハイキングや山登りしたときに昆虫を探しながら登る遊びを楽しんだり、昆虫の住む里山や雑木林の現状を知る機会になったり。
さらには、幼児期の子供が生き物と接することで思いやりや慈しみの心が成長するという研究結果もあります。
⇒埼玉大学教育学部(外部リンク):虫との関わりが幼児の社会性の発達に与える効果について
最初は国産種(本土産)のカブ・クワがおすすめ。
オオクワガタは入門におすすめ!
やっぱり、最初は日本に生息する一般的な種の飼育がおすすめです。
理由は4つ。
○入手が容易
○気候帯が適している。
○飼育用品(マットや朽ち木)の購入が容易。
○飼育方法が確立されている。
入手が容易
日本に生息しているだけあって、日本で入手しやすいのは国産種。
市場に出回っている量はもちろん、ちょっと自然の多い地域に行けば採集することも可能です。
運が良ければ、増えすぎた知り合いから譲ってもらうことも可能です。
ショップで購入するにも、量が安定しているので、価格も外国産のものよりも低く抑えられています。
カブクワを飼育するとき、近くに雑木林があれば、採集できるかも!
こんにちは。ケンスケです。カブトムシやクワガタを捕まえたいときに見る場所といえば・・・、樹液の出ている木!そう、正解です。木が樹液を出すしくみを理解して自然保護を考えてみよう![sitecard subt[…]
気候帯が適している。
本土産(主に日本の本州に棲む種)のものは、ほとんどの種が常温飼育(温度管理しない飼育)が可能です。
日本の寒い冬にも適応できるのです。(成虫としては1シーズンしか生きないものもいますが、幼虫として飼育可能)
ただし、最近の夏は暑いので涼しい場所を選ぶ必要はありますが・・・。
外国産のものだと多くが冬場は加温しないといけない種です。
エアコンで構わないのですが、ちょっとハードルが上がります。
コクワガタは可愛くて丈夫な生き物! こんにちは、ケンスケです。コクワガタは全国的に「普通種」といわれるほど広い範囲に生息していて、自然の多い地域であれば比較的見つけやすいクワガタです。オオクワガタやヒラタクワガタ、ノコギリクワガタ、ミヤマクワガタはコクワガ[…]
飼育用品(マットや朽ち木)の購入が容易。
日本に住むカブ・クワは、雑木林にあるものでも飼育は可能です。
ただ、雑虫などの衛生面では少し危険。
購入したほうが安心です。
このときに外国産や特殊なものだと購入しにくいことがあるんです。
この点、国産のものだと購入できないという心配はほとんどないといえます。
飼育方法が確立されている。
国産の一般的な種類のカブ・クワなら、飼育方法が確立されているので、飼育用品・飼育法を入手するのは簡単です。
外国産や離島産(本州・四国・九州を除く島)のものだと生態がきちんと分かっていないので、生育・繁殖が困難な種類もいます。
最初は国産種でカブ・クワ飼育に慣れるのがいいでしょう。
人によって好きなカブトムシ・クワガタは違う!
ミヤマクワガタは夏の暑さに弱いので注意が必要!
おもしろいのは、どのカブトムシ・クワガタにもファンがいること。
オオクワガタの迫力、大きさ、力強さが好きな人もいれば、ノコギリクワガタのスマートなフォルムを好む人もいます。
ミヤマクワガタの武骨な外格に憧れる人もいれば、ヒラタクワガタの「媚びない」性格にゾッコンの人も、コクワガタの可愛さに癒やされる人もいます。
根強く人気なのはカブトムシ。
日本に棲むカブトムシは「ヤマトカブトムシ」。
丈夫で飼いやすいです。繁殖も容易なので、何代にもわたって累代飼育が可能。
ノコギリクワガタ
ミヤマクワガタ
ヒラタクワガタ
コクワガタ
ヤマトカブトムシ
あなたはどれが好きですか?
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ちなみに私はヒラタクワガタが好きかな~。どれも好きですが。
費用もあんまりかからない!
カブトムシ・クワガタムシの飼育をしてみようと思ったあなた。
飼育にかかる費用を考えておきましょう。
とはいっても、カブ・クワ飼育はそれほどかかりません。
飼育する種によって購入費用は変わりますが、飼育用品・昆虫ゼリー(エサ)はほとんど共通です。
カブトムシとクワガタ飼育にかかる費用をシュミレーションしてみたので、詳しくはこちらの記事をご覧ください。 こんにちは。ケンスケです。6月ごろになるとホームセンターやペットショップで売り出されるカブトムシ。飼育してみたいけど、飼ったことがないからどのくらいお金がかかるのかわからない!子供が欲しがっているけれど、お金がたくさ[…] こんにちは。ケンスケです。初めてクワガタを飼育するときに気になるのが、飼育にかかる費用ですよね。お子さんがカブトムシ飼育を始めたのをきっかけに、親御さんのほうが昆虫飼育にハマってしまった!っていう話もよく聞きます[…]
カブトムシにかかる費用は?
クワガタ飼育にかかる費用は?
自分なりのこだわりで楽しむ!
トカラノコギリクワガタのペア
昆虫飼育のスタイルは本当に人それぞれ。
大きな成虫に育てたい!
繁殖を楽しみたい!
珍しい色を育てたい!
かわいい・かっこいい姿を鑑賞したい!
生態を解明したい!
・
・
・
etc
大きさや形、色違いなどを集めてみるのもおもしろいし、亜種も多いのでコレクションしてみるのもおもしろいかも。
飼育を始めてみると自分の趣向が見えてくるはず。
最近ではSNSを通して、いろんな飼育のスタイルを見たり、仲間と繋がったりできます。
これがカブ・クワ飼育の楽しさでもあります。
興味が横にも広がる!
先日なにかのテレビで、趣味のクワガタ飼育からキノコの栽培業で成功を収めた方が紹介されていました。クワガタ飼育の菌糸ビンから生えたキノコに興味をもったそうです。
カブ・クワ飼育をしていると本当にいろいろ勉強になります。
里山のこと、雑木林のこと、外来種問題、地球環境問題、食物連鎖、樹木の種類、ダニについて、朽ち木や枯れ葉の発酵、キノコの発生・・・・
教科でいうと
地理・歴史・化学・科学・生物学・生理学・・・
学校で教わる勉強が苦痛になる人は多いけど、自分が好きなものを学ぶことって「喜び」になったりするんです。
私も子供の頃は、昆虫図鑑を何度も見返して妄想しながら楽しんでいたのを覚えています。
カブトムシのライフサイクルを確認しよう! こんにちは。ケンスケです。夏になると人気のカブトムシ。最近は子供だけじゃなくて、大人になって飼育を楽しむ人も増えてきているように感じます。そこで、もうすでにご存知かもしれませんが、カブトムシのライフサイクルをおさ[…]
デメリットも少ない?
ここまで、カブ・クワ飼育の魅力について触れてきましたが、デメリットがないわけではありません。
発酵マットやムシの排泄によるニオイやコバエが発生することがあります。カブ・クワに影響があるので、殺虫剤は使えません。
こまめにケースを清掃する、コバエ防止シートで抑えることができます。
私は最初の頃、カブトムシが増えすぎてしまいました。カブトムシの産卵数をあなどってしまったのが原因です。
飼いきれなくなっても、絶対に放虫しないこと!
生き物ですので自分で責任をもたなくてはいけません。
これらも注意しながら飼育すれば、それほど問題なく解決できるはずです。
幼虫から成虫、さらに繁殖までできたら感動!
カブ・クワ飼育の醍醐味は繁殖させて、次世代の飼育も楽しむことができるところです。
実際、幼虫から飼育した個体が蛹になって、無事に羽化したら感動。
成虫が産卵したらまた感動。
卵が孵化して幼虫が生まれたらまたまた感動。
「完全変態」といって、幼虫から成虫まで全てのステージで姿がかわります。
成長が目に見えるわけです。
これはやってみたら分かるはず。
繁殖させて、自分好みのカブトムシ・クワガタを作出できたらもっとおもしろいですよ。
コクワガタの飼育方法を紹介しています。
こんにちは。ケンスケです。コクワガタは日本全国多くの場所に生息していて、野外で入手しやすいクワガタです。私も昨年、朝の通勤途中の路上で道路に落ちているクワガタを発見!拾ってみると・・・コクワガタのオス[…]
最後に。
アカアシクワガタのオス
今回はカブトムシ・クワガタ飼育の魅力についてお伝えしました。
コロナ禍において、「密」を避けながらも生活を楽しむことは心身の健康においても重要なことですよね。
好きなものがあるのとないのとでは、生活の楽しさが違います。
カブ・クワ飼育は比較的簡単に始められる趣味で、それほど困難も少ないものだと思います。
虫嫌いの人には勧められませんが、飼ってみたいなぁと思ったら一度飼育してみてくださいね。
おもしろいですよ!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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