雑木林での生き物観察。珍しい生物、カモシカやオオキノコムシも?!

こんにちは。ケンスケです。

カブトムシやクワガタを採集しているといろんな生き物に出会います。

現地で出会っても、知らないとそれが珍しいものなのかどうかは分かりませんよね。

私も都会ではなかなか見られなかった虫とたくさん見ることができました。
また、生き物を見たことがあっても、貴重な一面を見ることもできました。

昆虫採集だけでなくて、生き物観察に自然の中に入ってみるのも楽しいです。

キャンプやハイキングで自然に入ったときは、みなさんも注意して探してみてくださいね。

ということで、今回は、

『雑木林での生き物観察。珍しい生物、カモシカやオオキノコムシも?!』

です。

 

ガムシ

「牙虫」と書きます。
腹側に大きなキバのような器官をもっています。

私は2017年夏、福井県のキャンプ場で見つけました。
ミヤマクワガタを探しに外灯の下をウロウロしているときに、捕まえました。

「ちょっと大きめのメスだ~」

と思って手を伸ばすと・・・

速い速い!

明らかにクワガタの動きではありません。

捕まえてみてビックリ。

「ゲンゴロウ???」

色はミルクチョコレート風。

一体この虫の正体は?
やっぱりここは、グーグル先生の出番です。



「ガムシ」

これだ!

やっと正体が分かりました。ガムシの中でもいくつか種類があるようですが、まだまだ無知な私は分かりませんでした。

よく読んでみると、水生昆虫と書いてあるではありませんか。

どうやら、ガムシは水陸両性だそうです。幼虫のころは水の中で巻貝などを大きなキバで食べていて、土の中でサナギになります。

最近は農薬の影響で生息数がかなり減ってきているそうです。

エゾゼミ

東北地方の方には珍しくはないかもしれませんが、東京育ちの私には初めて見る美しいセミでした。

こちらは青森県のキャンプ場で出会いました。
こちらもキャンプ場内の外灯周辺で撮影しました。

高地や寒冷な地方に棲むセミで、後々分布を見てみると関東地方にもいるようですね。
知りませんでした。

キャンプで就寝しようとしたところ、テントに

ボトッ

「???」
「なんか落ちてきた!」

恐る恐るテントから出てみると、またセミが。

この地方ではそんなに珍しくないセミのようでした。

でも、かなり大型で美しいセミです。

 

オオキノコムシ

こちらもエゾゼミと同じ青森県のキャンプ場で見つけました。
クワガタを探しに行こうと捕虫網にくっついていました。

これも私は初めて見た昆虫で、その毒々しい色から触っていいのかどうか迷いました。

しかも近くで見ようと網を持ち上げると・・・なんかクサイ!

 

 

毒ガス?
やっぱりグーグル先生の出番です。

でも、
見つからない。

その形状からカミキリムシ・タマムシ・テントウムシ・ホタル…いろいろと検索してみるものの、なかなか該当しそうな昆虫が出てきません。

結局、妻がなんらかのキーワードから画像検索して
「オオキノコムシ」
と判明しました。
(便利な世の中になりました。昔だったら結局分からなかったかも)

この虫は全国に分布していますが、数はあまり多くないようです。
ブナ林にあるサルノコシカケというキノコを食べて生活しています。

そういわれてみれば、そのキャンプ場はブナ林の中にあり、標高も高く、いかにもオオクワガタがいそうな場所でした。

最初はちょっとあやしい色をした虫だったので、おびえていましたが、正体が分かればなんとなくキレイで魅力的な虫に見えるから不思議ですね。

 

オオミズアオ

これも青森県のキャンプ場で発見しました。
私は蛾やチョウの幼虫に詳しくないので、道を歩いているこの子がなんの幼虫なのかはわかりませんでした。

ただ、道を歩いていて、
「うわっわ、やばいやつ出た!」
と怖がっていました。

が、

このままでは、踏まれるor轢かれるのが確実だったので木の枝で道路わきの茂みに移動させました。

後々、写真をもとにまた、グーグル先生にお尋ねしたところ、

「オオミズアオ」

蛾です。

なんと成虫は美しい!!!

日本全国に分布している一般種でした。
ただ、オレンジ色をしているのはサナギになる前だけなので、貴重な場面に遭遇したのかもしれませんね。

道路わきの茂みに移したあの子が、無事に羽化して成虫になれたことを祈るばかりです。
もしかしたら、恩返しにやってくるかもしれませんね(笑)

ちなみによく見るとトゲが生えていますが、刺したり毒を持っていたりはないのでご安心ください。

 

ニホンカモシカ

こちらは、秋田の某観光名所で出会えました。

動物園で見たことはありましたが、野生のものを見るのは初めてです。
国の天然記念物になっていることもあり、高地の山深場所や山岳部にしかいないものとばかり思っていました。

でも、

この場所は、秋田県内の観光地。
人もそこそこいましたが、おびえた様子もなく、ゆったりと歩いていました。

最初はシカかと思っていましたが、なんか違う・・・。

遠くからでしたが、ニホンカモシカだと分かりました。

そのカモシカは、ベンチで休んでいる犬の散歩中のおじさんの前を悠々と通り過ぎ、草の茂みで食事をしています。

何よりも私を驚かせたのは、カモシカもおじさんも犬もお互いなんのリアクションもなく、日常の風景のように過ごしていたことです!

普通、目の前を体高が120㎝もあるケモノが通ったらビックリするでしょ?

犬も怖がるなり、怒って吠えるなりしてもいいじゃない?

カモシカも普通、人前を避けるでしょ?
あえて、人のいるベンチの前を通り過ぎるってどういうこと?

もう私は大混乱です。
私が食事中の様子を写真に収めようとやや近づいても気にする様子もなく、ニホンカモシカの心の広さを知りました。

しかもこの場所ではキジにも出会いました。
出会った瞬間はキジも私もびっくりして、お互い5秒間ぐらい見つめ合ってしまいました。
その後、キジは一目散で逃げていき、シャッターチャンスを逃してしまいましたが…。

 

最後に。

自然の中では見たこともないシーンに出会うことも。

その生態を見ていると知らなかったことも、たくさんありました。

ある日キャンプをしていると、足元にセミの幼虫がよちよちと歩いてきます。

このままでは踏んでしまうと思い、近くの木にとまらせました。
しばらくすると羽化が始まります。

ちょっと感動的なシーンです。
時間がかかりそうなので、そのまま放置して後で見てみると・・・

なんと!
ゲジゲジが羽化したばかりのセミを捕食していたのです。

写真も撮ったのですが、自粛しておきます。

今までゲジゲジは死骸を食べるものとばかり思いこんでいたのですが、生きている虫も捕食するんですね。

自然の多い地域で暮らしている方々には、特に珍しい風景ではないのかもしれませんが、日常を都会で暮らしている人にとっては貴重なシーン。

みなさんも自然に接したときはぜひ珍しい生き物たちの自然の生態を垣間見てみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

自然に入るときは気を付けることもたくさん。
次の記事もぜひ読んでみてください。

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