こんにちは、ケンスケです。
カブトムシって魅力的な生き物ですよね。
幼虫は1年近く土の中で過ごした後、成虫の姿になって地上に出てきます。
飼育は簡単で、今も昔も子どもたちには大人気の存在です。
子供のころ田舎でカブトムシを捕まえて飼育した経験がある方も多いのではないでしょうか。
まだ都会の公園でも姿をみられるようですが、だんだんと生息地である「雑木林」が減っています。
なんとか後世にも身近にカブトムシが見られる環境を残してあげたいですね。
ということで、今回はカブトムシに関する豆知識。
それでは、いってみましょう。
『【カブトムシ】知っておくと飼育にも役立つ!生態に関する豆知識まとめ』
カブトムシのツノ
カブトムシのオスにある角は、強さの証。
カブトムシは他の昆虫と比べても身体は大きめです。
そして力も強い!
身体も硬くて防御力も強い。
みんなが憧れるひとつの要素ですね。
角がある理由は、
〇メスの取り合い
カブトムシが住む場所は、人間の手が入った雑木林。
角が大きくなる理由は人間の生活にも関連していたのです。
カブトムシの角や身体が大きくなった理由を詳しく解説しています。 こんにちは。ケンスケです。多くの子供たちが好きなカブトムシ。カブトムシの最大の特徴は、そう「ツノ」です。カブトムシのツノはどうしてついているのでしょう?また、カブトムシを何頭か比べてみると体の大きさ、ツノの長さに[…]
カブトムシの色
カブトムシをたくさん飼育していると気づく方も多いと思います。
「色」
赤茶色
茶色
赤が強い
色の違いが大きいのがオスです。
カブトムシの成虫は基本的に夜行性。
日が暮れてくれてくる夕方から夜明けごろまで。
深夜のイメージは・・・黒。
明るくなってくると木に同化します。
主な活動場所は木の幹や根っこ。
お分かりかもしれませんが天敵となるカラスやタヌキたちに見つかりにくいようにカモフラージュしているんですね。
環境の変化にも「種」として生き残れるようにカブトムシの「色」も多様性をもっているんです。
カブトムシの「色」についての記事もご覧ください。 こんにちは。ケンスケです。カブトムシを飼育したり、採集したりして不思議に思っていたことがあります。カブトムシの色!!!多くが「黒っぽい茶色」よく見るのが「明るめの茶色」たまーに見るのが「赤っぽい茶色」ごくたま[…]
カブトムシの足はどうなっている?
カブトムシは転びやすいですよね。
飼育しているとよくひっくり返っている姿をみかけます。
でも、森の中でひっくり返っている姿ってあまりみかけません。
そう、その秘密は「ツメ」にあります。
ツメが引っかかるどうかがポイントです。
何かにツメをひっかけてつかまっているときには、スゴイ強さでしがみついています。
でも、ツメが引っかからない砂やツルツルした地面では簡単に持ち上げることができます。
以下の記事で詳しく解説しています。 こんにちは。ケンスケです。カブトムシを飼育していると絶対に見られる光景があります。ひっくり返っている!!!そう、カブトムシが亡くなる原因もこの「ひっくり返る」ことが原因のひとつだったりもします。カブトムシは、平面[…] こんにちは。ケンスケです。カブトムシって、手や指に掴まらせると「ギュー」って握りしめてくれて、なんだか赤ちゃんが指を掴む力に似ていてうれしくなりませんか?(・・・そんなことないか~。)でも、手や腕につかま[…] こんにちは。ケンスケです。カブトムシってどうやって持ち上げていますか?変な風に持ち上げると足や角がとれてしまって、大切なカブトムシを傷つけてしまうことがあります。今日はカブトムシの持ち方について、記事にしていきた[…]
カブトムシの転倒の記事。
足のツメに焦点を当てた記事。
カブトムシの持ち上げ方の記事。
足がとれる!理由と対処法は? こんにちは。ケンスケです。カブトムシを飼育しているとほとんど必ずといっていいほど見かけるのが、足がとれること!腿節(たいせつ)といって、足の根元からとれてしまったものや脚先のツメの部分だけとれてしまっているものも[…]
成虫が鳴く!
カブトムシの鳴き声って聞いたことありますか?
夏場、成虫を飼育していると意外と鳴き声を発していることに気づきます。
交尾を嫌がっているとき
持ち上げようとするとき
こんなときに鳴いていることに気づきました。
さらに、カブトムシは静かな生き物だと思っているあなた。意外に大きな音をたてるんです。
「カブトムシの鳴き声」の記事では、成虫だけではなく、幼虫・蛹も鳴くような音をたてることを解説しています。 こんにちは。ケンスケです。カブトムシを飼育していると幼虫・成虫ともに、夜中いろんな音を出していることに気づきますよね。同じ部屋に寝ていると「うるさい!」と感じるぐらいに(笑)カブトムシの成虫を持ち[…]
カブトムシは夜に活動する!
②天敵が少ない時間に活動
③熱を吸収しやすい!
④子孫を残すため。
こ~んな理由でカブトムシは夜間活動しています!
こんにちは。ケンスケです。昼間、カブトムシを観察していると、いつも静かであまり動かない生き物っていう印象を受けます。ですが、夜になると・・・、ブ~ン、ガサガサ、ゴトッ、ギュウギュウ、ボリボリ、・・・なにや[…]
昼間のカブトムシはどこにいる?
こんにちは。ケンスケです。カブトムシを捕まえに行きたいんだけど、夜の雑木林ってこわい!そうなんです。雑木林にいるのは分かっているんです。でも、暗い雑木林に入っていくには怖いし、実際に危険も伴います。じゃあ[…]
カブトムシの成虫の寿命
成虫になって2~3か月。一年ちょっと生きたカブトムシもそろそろ寿命を迎えます。
ただ愛情をもって育てたカブトムシ。
少しでも長く生きてほしいと思った私は、寿命を長くする方法を考えました。
交尾させない!
オスもメスも交尾させないことで寿命を延ばすことができます。
基本的に成虫の目的のひとつは「子孫を残すこと」。
オスもメスも交尾と産卵をすることで目的を達成するんですね。
ということは、
産卵させないとそれまでは寿命をむかえない!
のではないかと思ったのです。
「長生きさせる秘訣」の記事では、寿命についていろいろと考察しています。 こんにちは。ケンスケです。カブトムシが羽化して成虫になってからの寿命はだいたい2か月。7月初めに羽化をしたら8月後半には寿命を迎えます。でも、飼育している方の中には、「12月まで生きていた!」っていう[…]
カブトムシやクワガタが光に集まるのは・・・?
カブトムシやクワガタを採集するのに「外灯周り」を周るのは定番ですよね。
でも、どうして光に集まってくるのでしょうか?
その答えは、夜行性の虫の多くがもっている習性「走光性」にありました!
虫は夜間飛行の頼りに月の光を使っているんです。船でいう「灯台」のようなものですね。
その「灯台」の近くに人工の光(外灯)があったら、どうなるのでしょうか?
詳しくは「飛んで火に入る夏の虫!」の記事でどうぞ! こんにちは。ケンスケです。カブトムシやクワガタを捕まえたいときに見る場所といえば・・・、樹液の出ている木!そう、正解です。木が樹液を出すしくみを理解して自然保護を考えてみよう![sitecard subt[…]
免疫機能を人間に応用!?
幼虫が住む土の中は雑菌がいっぱい!
土の中にいるバクテリアたちは、森の有機物(枯葉や朽ち木、動物の死骸など)を分解して、土に帰らせる役割をもっています。
それが生体の体内にたくさん入りすぎると、身体を壊してしまいますよね。
でも、幼虫たちは雑菌だらけの土の中で育ち、土を食べて成長していきます。
生きものには「免疫機構」というものがあって、体内に入った不必要な細菌やウィルスを撃退してくれています。
ヒトには「自然免疫」と「獲得免疫」という大きく分けると2種類の免疫反応があります。
カブトムシが持っているのが「自然免疫」。
カブトムシディフェンシン
というタンパク質が数々の細菌やウィルスを攻撃して身体を守っていることがわかりました。
細菌やウィルスの細胞膜を溶かすことで毒性を無効化していたんです。
それを人間に応用して、抗ウィルス薬や抗ガン剤にするという研究が進められているんです。
もしかしたら未来に「カブトムシディフェンシン」がヒトの役に立つかも! こんにちは。ケンスケです。今でも大人、子供問わずに大人気のカブトムシ。カブトムシは幼虫の間、土の中で生活していますよね。しかも土を食べて成長しています。でも、土の中は雑菌がいっぱい!どうやってカブ[…]
カブトムシに詳しくなれる本
突然ですが、ここで私が大好きな本を紹介します。
不思議だらけのカブトムシ図鑑(彩図社)小島渉 著
小学生(高学年ぐらい)から大人まで楽しく読めるまるまる1冊カブトムシの本です。
カブトムシの研究者が書いた本なのでメチャクチャ詳しいし、すごくおもしろいです。
私たち飼育者たちが疑問に思っていたことをすご~く大変な実験で解明してくれているんですね。
カブトムシに興味をもったらぜひ一度読んでほしい本です。
「不思議だらけのカブトムシ図鑑」レビュー記事もご覧ください。 こんにちは。ケンスケです。日本の多くの方が飼育したことがある昆虫!といえば、やっぱり!カブトムシ!ですよね。大人になって、お子さんに「カブトムシ飼いたい~!」な~んて、いわれたとき[…]
カブトムシのライフサイクル
カブトムシは約1年間で寿命を迎える昆虫です。
カブトムシが人気なのは成虫のカッコよさもさることながら、
完全変態
の神秘が魅力なんです。
どんな風に成長していくのでしょうか?
こちらの記事で紹介しています。
こんにちは。ケンスケです。夏になると人気のカブトムシ。最近は子供だけじゃなくて、大人になって飼育を楽しむ人も増えてきているように感じます。そこで、もうすでにご存知かもしれませんが、カブトムシのライフサイクルをおさ[…]
最後に。
今までカブトムシを何百匹と飼育してきました。
その経験の中でいろいろな疑問や発見がありました。
まだまだよく分かっていないことも多いですね。
もっともっと観察してカブトムシの知識を増やしていきたいですね。
カブトムシ。寿命をまっとうするまで飼うといくらかかる? こんにちは。ケンスケです。6月ごろになるとホームセンターやペットショップで売り出されるカブトムシ。飼育してみたいけど、飼ったことがないからどのくらいお金がかかるのかわからない!子供が欲しがっているけれど、お金がたくさ[…]
最後まで読んでいただきありがとうございました。
カブトムシ幼虫飼育のまとめ記事です。 こんにちは。ケンスケです。子供のころカブトムシを育てたことがある方は多いですよね。そんな方も育て方を忘れてしまっていることもあるでしょう。また、お子さんができて初めてカブトムシを育てる!っていう方もいると思います。[…] こんにちは。ケンスケです。梅雨の時期から夏にかけての時期は、カブトムシが成虫として活動する季節ですね。1年近く幼虫で過ごしたカブトムシたちが、子孫を残すために姿を変えて地上に降臨します。そんなかわいくて、カッコい[…]
カブトムシ成虫飼育のまとめ記事です。
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ノコギリクワガタの飼育もおもしろい!
オオクワガタは初心者でも育てやすいです。