こんにちは。ケンスケです。
梅雨の時期から夏にかけての時期は、
カブトムシが成虫として活動する季節ですね。
1年近く幼虫で過ごしたカブトムシたちが、子孫を残すために姿を変えて地上に降臨します。
そんなかわいくて、カッコいいカブトムシ。
今回は成虫の育て方をまとめてみました!
『【カブトムシ】わかりやすい!成虫飼育のまとめ。』
私はもう何年もカブトムシをた~くさん育てています。いろいろと飼育した体験に基づいて解説していますが、お住まいの地域や環境に合わせてアレンジしてみてもおもしろいかもしれませんね。
カブトムシの一生を知っておきたい!
こんにちは。ケンスケです。夏になると人気のカブトムシ。最近は子供だけじゃなくて、大人になって飼育を楽しむ人も増えてきているように感じます。そこで、もうすでにご存知かもしれませんが、カブトムシのライフサイクルをおさ[…]
カブトムシの成虫飼育で必要なもの。
マット
新聞紙
登り木・小枝
昆虫ゼリー
カブトムシの飼育グッズは、100円ショップやホームセンターで主に春から夏の終わりごろまで購入できますね。
ただ、季節が合わないとマットなどは売っていないことも!
そんな時はネットショップが便利です。
成虫飼育で必要なものを詳しく解説した記事です! こんにちは。ケンスケです。カブトムシは、卵で2週間。幼虫で9カ月。蛹で1か月。合わせて約10か月~11か月かけて、やっと成虫になります。カブトムシは秋に生まれてからず~っと土の中で過ごして、6月~7月にかけて羽化。[…]
飼育ケース
コバエシャッターはコバエの侵入やケースからの進出を軽減してくれたり、乾燥を防いでくれるので使いやすいです。
(暑い時期には蒸れやすく通気性が低いので注意が必要です。)
飼育ケースは、幼虫から飼育している人はそのまま使うのもアリです。
ただ、成虫になってオスどうしを複数飼育するのはあまりおすすめできません。
オスどうしは激しくケンカしてどちらかが傷ついてしまうからです。
オス・メスの組み合わせやメス同士の組み合わせは、多少やり合うことはあってもそれほど激しくなることは少ないです。
ただし、大事に長く飼育したい場合はオスもメスも単独飼育の方が安心です。
ケースの大きさは、単独飼育であればそれほど大きくなくてもOKです。
マット
成虫を観賞用に飼育するだけであれば、どの昆虫用マットでも使用可能です。
(新聞紙やキッチンペーペーで代用する人もいるぐらい!)
深さは3~5㎝ぐらい。
針葉樹マットはダニやコバエの発生を抑えてくれます。(産卵させたい場合は使わないこと!)
産卵させたい場合は、
「二次発酵マット」
「高発酵マット」
「完熟マット」
「カブトマット」
「カブトムシ幼虫用」
などと書いてあるものを、深めに入れます。
だいたい5~10㎝ぐらいの深さが必要です。
※マットはカブトムシの排泄物や昆虫ゼリーなどですぐ汚れるので、1週間~2週間で交換しましょう。
目的別で選びやすいマットの種類の記事です。 こんにちは。ケンスケです。カブトムシを飼育するのに多くの人が利用しているのが、「マット」(土)!!!でも、マットの種類ってたくさんあってどれを使っていいか分かりにくいですよね。今日は、カブトムシの成長ステ[…]
新聞紙かディフェンスシート
新聞紙がオススメ!
コバエの侵入と乾燥防止のために使います。
コバエの侵入を防ぐ飼育ケースを使用している方は不要です。
ディフェンスシートや不織布を利用してもいのですが、
ビニールの薄いシートは破れやすい!
不織布は、繊維がカブトムシに絡まる!
という理由から私は成虫には使用していません。
新聞紙をケースのフタにはさんでいます。
登り木・小枝
カブトムシは何かにつかまっていたい生きもの。
つかまれるものを入れておいてあげましょう。
昆虫ゼリーを入れられる穴が開いているものも売っているので一石二鳥で便利です。
カブトムシのエサ台があったほうがいい理由は? こんにちは。ケンスケです。カブトムシに「エサ台(エサ皿)は必要か?」という質問をよく受けます。私は、あったほうがいいと考えています。もちろん、なくても充分に飼育することは可能です。ですが、あったほうが手間、コ[…]
昆虫ゼリー
カブトムシは昆虫ゼリーが大好きです。なるべくエサ切れを起こさないように常に入れておきたいですね。
果物でもいいです。(バナナやリンゴは〇、スイカなど水分が多いものは×)
ただし、果物だと腐ってニオイがきつくなったり、マットが汚れやすいので少し使いにくいです。
産卵を視野に入れて飼育している方は、高カロリーのものや高タンパクのゼリーも販売されています。
産卵前のメスには、少し高いですがあげておきたいです。
カブトムシはかなりの大食漢。(たくさん食べる!)
一頭が1日でゼリーひとつ(16~18g)食べてしまいます。
昆虫ゼリーなら使用期限も長いので多めに準備しておきましょう。
ゼリースプリッターがあるとかなり便利です!(毎日大量にゼリー交換する方におすすめ!)
こんにちは。ケンスケです。カブトムシの成虫は飼育していると、エサを与えたぶんだけ食べてしまいます。よく、飼育のしかたを調べていると「エサを切らさないように。」って書いてあります。でも、夜に与えたエサも、次の日仕事[…]
カブトムシ飼育のレイアウト
カブトムシ成虫の飼い方は、簡単。
マットを3~5㎝ほど敷いて、その上に登り木、小枝、昆虫ゼリーをセットするだけ。
キレイにレイアウトしても翌日にはメチャクチャにされていることがほとんどです。
でも、せっかくの成虫をカッコよく観賞したいときは、登り木などをうまく固定して動かされないようにしておくのもいいですね。
こんにちは。ケンスケです。カブトムシは、卵で2週間。幼虫で9カ月。蛹で1か月。合わせて約10か月~11か月かけて、やっと成虫になります。カブトムシは秋に生まれてからず~っと土の中で過ごして、6月~7月にかけて羽化。[…]
成虫飼育の管理
カブトムシは丈夫とはいっても、自然の生き物。
せまい飼育ケースの中とは環境がだいぶ違います。
このとき、気を付けておきたいのが、
温度と湿度
温度は20~28℃ぐらい。
低い方は多少ならこの温度帯から外れても大丈夫ですが、30℃を長時間超えていると確実に弱ります。
〇昼間は涼しい部屋で管理する。
などして、暑い真夏を乗り切りましょう。
カブトムシの暑さ対策を紹介した記事です。ご一緒にご覧ください。
こんにちは。ケンスケです。カブトムシの成虫は、夏になって活動する昆虫ですよね。だから暑さには強いと思っている人も多いんです。でも!カブトムシが生息するのは、日中でも陽の当たらない涼しい雑木林の中。しかも活動す[…]
湿度はカラッカラに乾燥しないように、1~2日おきぐらいで霧吹きでマットを湿らせましょう。
コバエやダニが発生したとき、ニオイがきつくなったときには、マット交換が必要です。
カブトムシのエサについてはこちらの記事で! こんにちは。ケンスケです。自然に生きるカブトムシの成虫は、みなさんご存知の通り樹液を食べて生きています。飼育しているカブトムシには、樹液を採ってきてあげるのは難しいですね。昔、私が子供の頃は、黒蜜をあげたり、スイ[…]
蛹から羽化!羽化時の注意事項。
順番が前後してしまいましたが、蛹から羽化した成虫には注意が必要です。
羽化直後は、成虫としての体の器官がしっかりできておらず、エサも食べません。
外殻もしっかり固まっていないので、なるべく触らずにそっとしておきましょう。
詳しくは「カブトムシ羽化」の記事で解説しています。 こんにちは。ケンスケです。カブトムシを飼育していて、無事に蛹になったぁ~!!!と喜んでいたのもつかの間。なかなか成虫に羽化しない!羽がうまく閉じられない!羽がゆがんでしまった!角が曲がってしまった!羽[…]
カブトムシを繁殖させてみよう。
次の年もカブトムシを飼育したい人は、繁殖に挑戦してみるのもいいですね。
カブトムシの繁殖は初心者でも簡単です。
②メスを産卵セットに入れる。
③3~4週間でメスを取り出す。
④さらに4週間ぐらいで産卵セットを広げる(割り出し)
詳しくは「カブトムシの産卵方法」の記事で解説しています。 こんにちは。ケンスケです。カブトムシは約10か月もの期間、幼虫で土の中で過ごします。約1か月サナギの期間を経て、成虫として子孫を残すために行動します。せっかくカブトムシの成虫を手に入れたんだから来年もその姿が見たい![…]
カブトムシが潜ったままでてこない! こんにちは。ケンスケです。カブトムシの飼育って楽しいですよね。強そうで、硬そうで、姿を眺めているだけでも楽しめます。でも、カブトムシがマットに潜ったまま出てこない!な~んて経験ありませんか?あんまり出[…]
長生きさせたい!
幼虫からずっと飼育していて、ご自分で羽化させたらやっぱり愛着が湧きます。
できれば、長生きしてほしいですよね。
長生きの秘訣は、
消耗させないこと!
「長生きさせる飼育法」の記事で詳しく解説していますよ! こんにちは。ケンスケです。カブトムシが羽化して成虫になってからの寿命はだいたい2か月。7月初めに羽化をしたら8月後半には寿命を迎えます。でも、飼育している方の中には、「12月まで生きていた!」っていう[…]
成虫飼育のコツ。
カブトムシ飼育の季節は、「子供の夏休み」の時期と重なりますよね。
夏休みには家族で旅行することも。
帰省で何日か家を空けることも。
カブトムシに詳しい方に預けられればいいのですが、それもなかなか難しい!って方は、「旅行にいくときどうするの?」記事で解説しています。 こんにちは。ケンスケです。カブトムシは一日で、エサをたくさん食べますよね。毎日、昆虫ゼリーの交換が大変です。カブトムシが成虫でいる期間は、夏!!!「夏」といえば、夏休みですよ~。夏休みには、旅[…]
カブトムシを飼育していると移動させなくちゃいけないこともあります。そんなとき気を付けたいのが「はさまれる!」こと。
「持ち方」を解説した記事もどうぞ! こんにちは。ケンスケです。カブトムシってどうやって持ち上げていますか?変な風に持ち上げると足や角がとれてしまって、大切なカブトムシを傷つけてしまうことがあります。今日はカブトムシの持ち方について、記事にしていきた[…]
カブトムシがよくひっくり返っている光景はよく見かけますよね。
そのまま放置しているとカブトムシが弱ってしまう原因になります。
カブトムシ「ひっくり返る原因と対策」で解説しています。 こんにちは。ケンスケです。カブトムシを飼育していると絶対に見られる光景があります。ひっくり返っている!!!そう、カブトムシが亡くなる原因もこの「ひっくり返る」ことが原因のひとつだったりもします。カブトムシは、平面[…]
飼育を始めてしばらくすると「カブトムシの足がとれている!」ことがあります。
「足がとれても大丈夫?」で詳しく解説しています。 こんにちは。ケンスケです。カブトムシを飼育しているとほとんど必ずといっていいほど見かけるのが、足がとれること!腿節(たいせつ)といって、足の根元からとれてしまったものや脚先のツメの部分だけとれてしまっているものも[…]
カブトムシ飼育「あるある」
カブトムシ飼育でよくあることを楽しくまとめてみました! こんにちは、ケンスケです。カブトムシ。私も子供のころ、幼虫から育てていた記憶があります。都会で育ったせいか、無性に憧れるんですよね。大人になり、そんな気持ちも忘れていたころ、ひょんなことからカブトムシを手に入れて[…]
軽い気持ちで読んでみてくださいね。
カブトムシの卵をみつけたら!
産卵を狙っていても、狙っていなくても卵を発見することが多々あります。
そんなときは焦らずに「カブトムシの卵」の記事を読んで対処しましょう。 こんにちは。ケンスケです。カブトムシを飼育しているといつの間にか、幼虫が~!っていうことがあります。そうじゃなくっても、成虫のゼリーを交換しているときに不意に卵を見つけることもあります。カブトムシは成虫の[…]
見つけたら、マットごと別の容器に移しておきましょう。
カブトムシの死骸やマットの処分方法は?
成虫の飼育でもマット交換が必要です。
さらに大事に育てていても、いつかは☆になってしまうもの。
大切に育てた命だから、庭に埋めてあげたり、山へ返してあげたりしたい気持ちは分かります。
でも、待ってください。
それが、地域の生態系を壊してしまう可能性だってあるんです。
こんにちは。ケンスケです。カブトムシやクワガタを飼育していて欠かせないのが、マット交換。古いマットはカビが生えてきていたり、ダニやコバエが湧いたり、エサの昆虫ゼリーがこぼれたりして汚れています。さらに、夏[…]
最後に。
楽しい楽しいカブトムシ飼育。
成虫の時期は短いです。
ですが、「濃い」ですよね。
幼虫時期は、毎日様子をみる必要もなくたまに加湿する程度で済みました。
成虫になるとそうもいきません。
昆虫ゼリーはほぼ毎日交換。
マットもかなり汚します。
放っておくとコバエが大発生したり、ニオイがきつくなったり。
手間のかかる子はやっぱりかわいいものです。
毎日の世話の苦労も成虫の美しい姿をみると癒されます。
楽しみながら【カブトムシ飼育】実践してみてくださいね。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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カブトムシを野外で採集してみましょう!
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