カブトムシ幼虫飼育。春が来たらやっておくこと。大きな成虫に育てよう!

こんにちは。ケンスケです。

は~るがき~た~、は~るがき~た~、ど~こ~に~きた~♪

カブトムシを卵から育てている方は、幼虫が羽化するのが待ち遠しいですよね。

せっかくカブトムシを飼育しているので立派なカブトムシの成虫に育てたい。
そんなあなたに読んでほしい。

今回は

カブトムシ幼虫飼育。春が来たらやっておくこと!大きな成虫に育てよう。

です。

採集したカブトムシたち

春が来たらやっておくこと

①3月ころにはマットを新しいものに交換する。
②できれば4月終わりごろにもう一度交換する。
③幼虫をよく観察する。とくに皮膚の色!
④交換するマットの水分調節は慎重に。
⑤5月になったらマットも幼虫も触らない!
⑥複数飼育している場合は羽化してきた成虫は別に移す。

少し難しそうですが、ここからが大事な時期です。
一度成功してしまえば簡単ですので挑戦してみてください。

カブトムシを大きく育てる方法を紹介しています。

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樹の幹にいるカブトムシオス

それでは、詳しく説明していきましょう。

①3月ごろにはマットを新しいものに交換する。

冬季、カブトムシは動く&フンもする!

よく「カブトムシの幼虫は冬眠する」って聞きますよね。

でも実はこれ、完全に冬眠しているわけではないんです。「越冬」っていいます!
冬の寒い時期に飼育ケースをよく観察していると、前日にケースの側面に見えた幼虫が次の日には見えなくなっていることがあります。

私は北側の部屋でカブトムシを飼育してるので、その部屋は昼間もあまり気温が上がりません。

ってことは、
完全に仮死状態のようになって眠っているわけではないんですね。

冬が来る前に替えたマットもかなり減ります。
幼虫がエサとして食べているんです。

ってことは、
もちろんフンもします。
春になってケースを開けてみるとフンだらけだったこともあります。

気温が12~13℃を上回ってくる日が増えてくると幼虫たちはマットをまたモリモリ食べ始めます
冬前に幼虫たちは大きく成長して冬を迎えるのですが、春になってもう一段階大きく成長します。

古いマットにはフンやダニ、コバエなども増えてきていて、大事な幼虫が病気になりやすいので、ここは一気に新しいマットに取り換えましょう。

※古いマットは花壇などにまく人もいますが、できるだけ自治体の指示に従って廃棄してください。害虫が発生したり地域の生態系を崩さないようにするためです。

関連記事:【カブトムシ・クワガタ】死骸やマットの処分。地域の生態系を守ろう!

 

②できれば4月終わりごろにもう一度交換する。

3月後半から4月中は幼虫たちがマットをたくさん食べる時期です。サナギに変わるための栄養を取り入れるためです。
カブトムシマットの中身はほぼ土。それほど栄養があるわけではありません。
そのためマットをたくさんの量を食べることで栄養を摂取しています。

そして、この時期が最後のマット交換です。
このマットを食べてサナギになります。そしてこのマットの中で蛹室(サナギを作る空間)を作ります。
サナギの時期は無防備で、カビや病原菌にも弱いです。

ということから、サナギになり始めるこの時期に新しいマットに交換してあげましょう。

屋外では早い個体だと5月末に活動していることもあります。逆算すると5月頭ごろにはサナギになっている計算です。
なので、
4月最後の週には交換を済ませておきたいところです。

マットの量は飼育ケースの底から15㎝以上にしてください。
日本のカブトムシは蛹室を縦長に作ります。オスの蛹室は10㎝以上になるためです。

このときのマット交換時のポイント

マットを軽く押し付けて固める!

大きな木クズは取り除く!

カブトムシがサナギになるときに、キレイな蛹室を作るためにやっておくと羽化不全のリスクを減らすことができますよ!

飼育ケース内の密度はできれば1頭に対して1ℓ~2ℓ以上は欲しいです。

羽化不全のリスクを減らすには?

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③幼虫をよく観察する。とくに皮膚の色!

冬から早春の時期のカブトムシの幼虫の色は「青みがかった白」「少し透明な白」です。身体はパンパンにふくれ上がっているような感じになります。

 

これからサナギになる時期になってくると「黄色」がかってきます。サナギに近づけば近づくほど黄色が濃くなる印象です。

そして、前蛹段階(サナギになりかかり)になると皮膚に少ししわが出てきて、身体はブヨブヨしたような感触になります(本当は触ってはいけません!)。

カブトムシの前蛹

もし万が一、マット交換のときに前蛹段階の幼虫がいたら、そのままマットには戻さずに「人口蛹室」をつくってください。

人口蛹室はトイレットペーパーの芯を利用したやり方が簡単です。
1.トイレットペーパーの芯の下にキッチンペーパーを湿らせて折り畳む
2.絶対に倒れないように固定する
3.前蛹段階の幼虫を入れる
4.絶対安静を保つ
5.乾燥に注意

上はコーヒーの空き瓶にキッチンペーパーを敷き、上にトレットペーパーを載せています。倒れにくいしちょうどいいサイズでおすすめです!

他にも身近で代用できるものもたくさんあります!

前蛹を人口蛹室に醤油さし細長いグラスに蛹

100円ショップで購入した細長いグラスや醤油さしなどで人口蛹室をつくってみました!透明だから観察しやすい!

倒れないように要注意です。

カブトムシの蛹の育て方!

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④交換するマットの水分調節は慎重に。

マットは幼虫にとってエサであると同時に蛹室を作る壁にもなります。
幼虫はサナギになる前に自身の体液で周囲のマットを固めて蛹室を作ります。
このとき乾燥しすぎると壁が崩れてしまったり、固めきれないことも考えられます。
逆に水分が多すぎても崩れてしまったり、カビが発生してサナギがカビに巻かれてしまうこともあります。蛹室の中に水が溜まってしまうことも。

この時期は特に水分量に注意しましょう。

軽く握って固まり、水がしみだしてこない程度
です!

カブトムシ飼育をしていてトラブルはつきもの。そんな時は冷静に対処しましょう!

⑤5月になったらマットも幼虫も触らない!

5月も中ごろになってくるとぼちぼち幼虫も前蛹になり始めます。非常にデリケートな時期ですので極力触らないようにしましょう。

6月に入るとサナギになっていることが多いのでむやみにケースを持ち上げたりせず静かに見守りましょう。
透明なケースで飼育している場合は側面からサナギの様子が見られるかもしれませんね。

とくにサナギが白っぽい時期は、中身は神経系を残して他はドロドロの液状ですので、この時期に衝撃や傾けるなどの刺激を受けるとそのまま☆になってしまうこともあるので注意してくださいね。

サナギは動かしたりするとモゾモゾ動いて、鳴いたりします。触ってみたくなる気持ちも分かりますが安静にしてあげてくださいね。

5月は暑い日も出てくる時期ですね。カブトムシは夏の虫といっても、できるだけ30℃以下になる場所で飼育してくださいね。

置き場所は

  • なるべく動かさなくていい場所
  • 振動のない静かな場所
  • なるべく光の入らない場所
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⑥複数飼育している場合は羽化してきた成虫は別に移す。

同じケースで複数を飼育している場合、6月も後半近くになると羽化してでてくる成虫とまだサナギ状態の個体が混在することになります。

成虫になったカブトムシがマットに潜ったときに他の個体の蛹室を壊してしまうこともあります。
蛹室を壊されたサナギは羽化不全といって、きれいな成虫の形にならなかったり、最悪羽化できなかったりもありますので、地上に出てきた成虫は別のケースに移してください。

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まとめ

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冬を生き残った幼虫たちを元気な成虫に育てるには、春からのマット管理が重要です。
春から梅雨時期まではサナギになる準備の期間です。
サナギになったら絶対安静。成虫として出てくるまで3~4週です。

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とはいってもそれほど大変なわけではないですのでぜひ実践してみてくださいね。

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私はマットをいろいろ使っていますが、このマルカンのバイオ育成幼虫マットが状態もいいようで、使いやすいです。

カブトムシ用のマットを購入するときは、包装に「カブトムシ用」とか「カブトムシの絵(幼虫)」がプリントされているものを買いましょう!

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最後まで読んでいただきありがとうございます。

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